誰かが仕立てた お下がりのコートで
均された道 歩いた
足取り 重いから
着丈は長くて 肩幅 狭くて
泥が跳ねた裾 引いて
あちこち ほつれた
選択は 放棄したけど
赤い糸で 繋がる様な
あなたと 居れるのは 偶然だろうか
歩く歩幅が 僕ら 違ったから
ここで 繋いだ手 偶然じゃないんだな
重なる足跡へ 分かれ道 辿ってきた
オーダーメイドの運命 自分で選んでいた
誰かが仕立てた お下がりの毎日
塗り絵を競っても しょうがない
心が ほつれた
青と 藍色の違いを
注意深く 選んだら もっと
悔いのない 未来が 紡げたのかな
選ぶ旅路が 僕ら 違ったのに
手繰り寄せた手 必然じゃないかな
足跡の交差点 そこで全て 線になる
答えを教わって 奇跡に気付いた
良い日も 悪い日も
全部 自分で繋いだ事
色も素材もバラバラの 特注の人生が
縫い合わされて 紡がれる 今
汚れなくちゃ 味も出ないな
さぁ 行こう 好きな服を着て
歩く歩幅が 僕ら 違ったから
ここで 繋いだ手 偶然じゃなかったな
君と並んだ 今は 針の穴 通って来た
オーダーメイドの運命 自分で選んでいた
答え合わせして それに気付くんだ
こんな一分一秒 積み重ねるんだ
これからも そうだ
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