冷たい空気を吸い込む僕は誰かに伝えないといけない気が付いたら絶望の泡 数えてしまいそうになるねいつも独りで奇怪な作り話を考えては 名前付けた君に見つけて欲しかったんだ世界は どうしようも無い程綺麗な物ばかり溢れ返るその分だけ 汚れちまった物は埋もれる表層に無いから 素晴らしくないんだって誰かが言ってた それに迎合するの 何で?彼の呼吸では 君は肺を満たせないよそうでしょう冷たい空気を吸い込む僕は誰
いつだって君は写真帳へ低俗な思い出 加工して飾って一瞬の煌めき 並べて何回も繰り返したいんでしょう?「つまんない人でごめんね、夢も希望もない」なんて自業自得でしょう、そんなのさようなら「空っぽになる手前です」同情の余地もないので被害者気取りは さぁ 辞めてよお忙しい皆様「たった一度のすれ違いで、なんか赤の他人みたいね」「一夜 許した あの人も、米粒大の小さな価値が欲しかったのかも」「心変わりなんて
なぁ 雁字搦めで疲れたら要らないものは ソックリ さぁ 屑籠へ劣等感 苛まれた君は説教めいたテレビを真に受けている一回も転んだことない人って再三と不貞腐れたならもういいかい?機嫌が悪くなる理由がどこにある?だって君が決めたんだよ、君の価値×と◯を数えて弱い希望で紡いだ“存在理由”に意味は無いね 余計な御世話?案の定 泣きじゃくって掛ける言葉も無いや「母さん、私は必要ない人?」ってどうだっていいね皆
僕らは夜に集って 傷を晒して遊んだ過ぎ去る日々から 逃げ出す様に湿気た薬を含んで 緩いソーダをあおった微睡むばかりの この部屋の中口を開けば お前達 手垢の付いた理想論借りている言葉は もう止めにしよう「もう行かなきゃ、ここから出なきゃ」無意識の音声を 意識した奴隷躾の通り歩いて行く姿は 動物の様だ才能を失った 最愛の自分を疑いもしないまま 老いていけばいい十代の老人 / 五十代の若者お前はどちら
幽霊船 揺られ続け君は痣だらけ最近じゃ 悲しい事も味わえるよ確かな事しか無いからどんな理由でも 君は手を汚さないそんな態度では 世界に耐えきれない水銀灯の火 眺めて 頭冷やしてみな遊覧船 舵を切っても何処へも行けなくて誰だって毎夜 歳を取るの笑わないでね 誰にも訪れるから貴方がどんなに マトモであろうともそれをわざわざ 誰も讃えたりしない鏡見てごらん 冷たく引きつった表情だ幽霊船 揺られ続け君は痣
夕焼け小焼けで間も無く飛び交う何機もの機影が隣の町を焼き尽くすのだろう不細工な神様が大きな掌で君を隠しても両の眼が灼けてもきっと見つけ出すよねぇ 今夜 迎えに行くよもう 二度と会えなかったとしてもねぇ どんな暗い道でも君と行くよもう 二度と朝が来ない夜も誰だって 暗闇が怖いのならずっと 隣で輝いていたいよ