夕暮れ 木陰で佇んだ 気紛れ黄昏道化詩人
楽しげに語りだす ボレロ踊りつつ
夕暮れ 時計は汝指す 気遣い螺子巻き道化詩人
悲しげに語りだす 切ない演目
カラカラと笑う ミス 冷たい祝福
きっと僕の愛と奢り 恋 尊いものさえ
もう信じられない 嘘 徒労と思えては 自重 自嘲
きっと君は相反する 回廊は堪え難く
歓喜の歌 ララ ララ 口ずさんだ トリック トリック
あからさまな異論 異論 誹膀
夕暮れ 無言に青ざめた カリスマ被れの道化詩人
おぼろげに 喋り倒す その間 凍りつく
招かざる来客と 戯れと 罠
きっと僕の愛と奢り 恋 尊いものさえ
もう信じられない 嘘 徒労と思えては 自重 自嘲
きっと君は相反する 回廊は堪え難く
賛美の歌 ララ ララ ロずさんだ トゥデイ トゥデイ
悶えすがる 記号 記号 狂気の沙汰 記録 記録 恥辱
然した偉業 哀れ可憐 童歌降り注ぐ
感度高揚 不満 不安 剥がれる鼓膜 腐乱 腐乱
過度の依存 憂鬱加減 艶姿 成れの果て
数え歌 ララ ララ ロずさんだ マニック マニック
愛唱と為す 魅力 魅力 だから笑う カラ カラ カラ
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みらいいろ – Plastic Tree 果てなき世界ならば この胸には証しを同じ涙濡れたら 僕ら笑いあおう解き放ってった現実で 刻む鼓動にフレーズを共鳴してく心に 音をたてて咲く 名前のない花おそろい
デュエット – Plastic Tree 月光蝶は 遥か向うの論争と宙を舞う可笑しい位 鮮やかに落葉樹と ずっと遊んでよう一晩中 ずっと踊ってよう枯れ葉散る ひらひらと美しくこの場所で彼が言う魔性施した
アリア – Plastic Tree 落ちてくる星の雨 伸ばした指先に触れて足下に伝われば 汚れた水に変わるからほら 目を閉ざして叶えば 地には花を失うために時は過ぎて 静けさひとつ漂うほど戯れる微
雪月花 – Plastic Tree 空は泣きやみ 色ない眉月窓に滲んで そっと零れたふたり描いたしるしを残して夜はざわめく星翳してただ ただ 重ねる日々に問いかけながら摂理な流転に 空理な刹那に
退屈マシン – Plastic Tree 16ピースじゃ一瞬だけれどすぐ解けない知恵の輪が 目の前にあって曖昧 何となく嘘言ったり 愛情なんて脆くてきらめき感 粗悪 わめき うんざり歪んでく 曲がってく
バリア – Plastic Tree いつも白黒思考で好きなものは好き 嫌いなものは嫌い放課後 ひび割れたチャイム残響していた 鼓膜が破けそうだアスピリン つくり笑い不感症の涙クラスメート カメレオ
静脈 – Plastic Tree なまぬるい夢 静かに騒ぐ記憶青く 青く 君が流れて滲んでいけば いつのまにか微睡みこゝろ、行方不明――――。くしゃみをして気づいた 冬はまだ長引くみたい白い息を
くちづけ – Plastic Tree 雨音を聞いていた 鍵盤を叩くような気づいたら 記憶まで滲みだした そんな夜呼吸する心臓が ざざ鳴りに 重なればふたりしかいない国 傘の中で たどり着いてた見上げ
まひるの月 – Plastic Tree みんなキラキラして 嘘に見えて不安だから7月の高すぎる青い空は嫌いなんだ雨の後に濡れた細い道で忘れられた薄い透明なビニール傘僕みたいに風で飛んだずっと繰り返す
シオン – Plastic Tree 花に風が似合うのは 散ってしまうから口笛擦れてくのは 寂しいから日々の泡が浮かんで消える 一部始終を全部見届けましたで、感傷的になっているところ言葉途切れてつま
てふてふ – Plastic Tree 夢を繰り返す 深い闇に蝶 諦めるように消え去った君の影遠く悪戯に 笑う針の月 抜け出す呪文も思い出せなくなる静けさには 待ち構えた涙壊れかけた 甘い時間に 欠片