PHAIVE

After U – PHAIVE

咲いた想い あの日のことは今でも よく憶えている
”忘れない”じゃなくて ”忘れられない”の方さ
描いた未来図と 現実はいつでも 相違だらけなんだ
良くも悪くも一致しないんだ

僕の歴史上に起きたいくつかの想定外のイベント
その中でも最重要
それはどれかな?って きっとこれだよって
”あの日 あの場所で 君と出逢ったこと”って

君はいともたやすく
僕を塗り変えてしまった

繋いだ手から君の命が伝わる
心地よい温もりが僕を臆病にしてしまうけど
誓った 君が命をくれるなら それに
僕のを足して 混ぜ合わせて 輝かせるからさ

笑ってたって 泣いてたって
なんだっていいんだって だって 君は君で
ありのままで素晴らしいんだよ
あの日もそうだった 今日だって 君は素敵だ
変わっていっちゃうもんばっかで そんな世界で
変わらないモノを探してるんだって
見つかりそうな予感がしてんだ ふたりなら

傘を鳴らす雨の音も 雨上がりの柔らかな匂いも
晴れた日のあの青と白 世界を包み込んだオレンジも
それまでは素通りしてた けれど感動的な場面をさ
君は教えてくれたんだ 独りじゃきっと気付けなかったような

孤独に震えて 膝を抱えていた夜だって 意味があって
今思えばそれって
君と出逢うために 用意された待ち時間だったって
まるでつじつまを合わせるように

すべてに理由が要るんなら
僕の命と君を結ぼうか

解っているんだ 永遠なんて この地球の上
存在しないものなんだって
知っちゃいながら いつも僕は
「ずっと」「いつまでも」なんてくり返しているんだ
触って 深いとこまで もっと奥まで
恐がらなくたっていいんだよって
僕の未開拓地に また君が舞い降りた

僕は性懲りもなくまた未来図を描いてる
それと現実が一致しないなんて解ってる
けれども それでも 見たい 行きたい 未来があるんだよ
それがどんな未来かは 言わずもがなだけれど

君のうしろ側で見え隠れしている『ソレ』のね
正体が少しだけだけど 判りかけてきたって
君は「何のこと?」ってハテナ顔で
でもどこか理解しているかのようなイタズラなSmile

『あの日』を超えるイベント 君とならば

笑ってたって 泣いてたって
なんだっていいんだって だって 君は君で
ありのままで素晴らしいんだよ
あの日もそうだった 今日だって 君は素敵だ
変わっていっちゃうもんばっかで そんな世界で
変わらないモノを探して
それってもしかして これだったりして
『I』と『YOU』 その間に入るモノ

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