PALU
もしも恋人が – PALU
通りすぎる夏の面影
あなたはまだ
わたしの視線に
気づいてないけどいいの
ゆれる緑やさしく薫る
小さな駅
朝日に照らされたドアが開く
もしも恋人がいるのなら それでもいい
あなたの背中
そっとキスをした
窓に浮かぶ雨
わたしだけの恋を奏でる
わかっているの
追いかけた途端に消えてしまう
たどり着いた駅に
静かな木漏れ日が差し込む
歩き出した 終わらない恋
もしも恋人がいるのなら それでもいい
あなたの瞳
そっとキスをした
二度と
会えないけど
夏はつづいてく