灯 – paionia

蓋のできない 二人の歌は
溢れるばかりで 形にならない
くだを巻いたり 黙ってみたり
崩れるばかりで 話にならない

季節はまた手をつなぎ 停車駅の灯も消えた
涙ぐんでも ふざけてみても
ずっと消えない君の歌声

確かめるように 傷つけ合って
すれ違ったことにも気づかないでいた
最善はいつしか 改善とは程遠い
傷つかないための最善となっていた

二月の歌 あの窓も 夕の光に消えた
思い出しても 忘れてみても
ずっと消えない流れる景色

季節はまた手をつなぎ 停車駅の灯も消えた
涙ぐんでも ふざけてみても
ずっと消えない君の歌声