真っ白な髪を解いて、泡になる
ライ麦畑でつかまったら
誰の声も届かぬまま、罰を待つ
なにも失わなくなったら
誰かのために生きても
天使なんかじゃない、誰も彼も
天国なんかじゃない、ここで誰に祈る?
食べても食べても食べてもまだ足りない
返してよ、火をつける前に
アスンシオンが遠くに見えて、砂を噛む
鍵を飲み込む仕草だったな
指輪はめて嬉しそうに、爪を切る
それも失わなくなったら?
罪を犯したような気がしてた
誓いの名前を呼んだ
灰色のドレスを着ていた
誰も笑ってなかった
天使なんかじゃない 誰も彼も
天国なんかじゃない ここで誰を裁く?
食べても食べても食べてもまだ足りない
消えないでよ、火をつける前に
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