O's

杏の花咲く頃 – Os

杏の花が咲く 春まだ浅い頃
わたしは帰りたい はるかな ふるさとに
燕がとんでいた 柳がゆれていた
どうして わたしたち ふるさと出たのでしょう
今は街の暮らしになれ 恋人もいるけど
杏の花咲く頃は 帰りたくて 心がさわぐ

杏の北国に 帰ったことはない
どうしているでしょうか 別れた友だちは
小さな あの町で 暮らしていたほうが
幸せだったかも 疲れたとき思う
都会のなか 自分のこと
見失ってしまいそう
杏の花咲く頃は 街を歩き
落ちつかないの 風のなかに 杏の花
匂うような気がする
杏の花咲く頃は 帰りたくて 心がさわぐ

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京都慕情 – Os

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