OLD DAYS TAILOR
午後の窓 – OLD DAYS TAILOR
小さな窓から 大きな空が
覗き込んでて
小さな光の粒がたくさん
戯れても
かなしい夢のあとで
さみしい顔をした
君は うつむいたまま
不思議を沈めた瞳を
わざと隠すように
小さな光の粒が急いで
午後を告げても
かなしい夢のあとで
さみしい顔をした
君は うつむいたまま
不思議を沈めた瞳を
わざと隠すほどに
欠けた色のない不思議が
窓の空に映る
小さな窓から 大きな空が
覗き込んでて
小さな光の粒がたくさん
戯れても
かなしい夢のあとで
さみしい顔をした
君は うつむいたまま
不思議を沈めた瞳を
わざと隠すように
小さな光の粒が急いで
午後を告げても
かなしい夢のあとで
さみしい顔をした
君は うつむいたまま
不思議を沈めた瞳を
わざと隠すほどに
欠けた色のない不思議が
窓の空に映る
教えてくれるかな 君は君のことを長い夜が明けるまで夏は行ったよ 秋もじき行くだろう失いながら息づく 不思議それでも いつかみたいな想いはすぐにさらわれるように早
くすくすと笑う 帽子のつばに隠れた君の横顔は 綺麗さ何を見ているの 帽子のつばに隠れてその唇が 鮮やかにくすぐるような 風にあわせてラララくすくすと笑う 帽子の
あなたの目元は どこかしら儚く飛び立つ鳥のような 美しさを忍ばせて深まる二人を まばたきの動作の裏に閉じ込めてどこかへ 羽ばたかせてしまう誰かを想いながら僕を離
大海原かけてゆくUh… Uh… Uh…昔から 何もない海を見ているとなぜだか ありもしない記憶に 胸がきしむのです潮騒が 風に乗りここまでくる波間に見えた船の
ひとつ 窓辺に ひとつ 窓越しに時は 過ぎてくとても 数えきれぬまに 夜が 今日も来る数をかぞえながら 想うのは 移り変わる 日々を愛しくみつめる 君の気配 重
とらわれてたこの心の その外のこと見てみたくて ここを離れたのにわたしは今 また同じ巡りつづけてく街を潤す 季節の一コマ曖昧に 動きつづけるつづける 空春をはこ
うわの空を 言葉にしたら応えるように 見つかる気持ちどこにいても 忘れない声いつも運んでくれた 優しい気持ちをあゝ また冬枯れた日々があゝ 何かを伝えに 通りか
何かを 言いたそう君の瞳が 曇り始めたら本音が 光と窓の隙間からもれていく
嗚呼 君を射止めた 夏の日差しの後で薄紅 記憶の影が 長く伸びてくほどに消えてしまいそうだから 本当に君を離したくない慌ただしい朝が 来る前にもう一度君を 抱き