嗚呼 君を射止めた 夏の日差しの後で薄紅 記憶の影が 長く伸びてくほどに消えてしまいそうだから 本当に君を離したくない慌ただしい朝が 来る前にもう一度君を 抱きしめたい嗚呼 君の瞳が 陽炎みたいに揺れてとぎれとぎれの言葉 胸に秘めた鼓動に触れた僕の心は もうどうにもなりそうもない朝焼けが 何度訪れても夢なら消して 覚めないで伝えるほどに 高まる痛いくらいの 想い傷つけるほど 抑えきれない熱い口づけ
何かを 言いたそう君の瞳が 曇り始めたら本音が 光と窓の隙間からもれていく
小さな窓から 大きな空が覗き込んでて小さな光の粒がたくさん戯れてもかなしい夢のあとでさみしい顔をした君は うつむいたまま不思議を沈めた瞳をわざと隠すように小さな光の粒が急いで午後を告げてもかなしい夢のあとでさみしい顔をした君は うつむいたまま不思議を沈めた瞳をわざと隠すほどに欠けた色のない不思議が窓の空に映る
うわの空を 言葉にしたら応えるように 見つかる気持ちどこにいても 忘れない声いつも運んでくれた 優しい気持ちをあゝ また冬枯れた日々があゝ 何かを伝えに 通りかかる時が過ぎても まだ心は戻らないままうわの空 いつまでも思いがけず 見つけた言葉探していたものだと すぐに気づけた終わりかけの 季節に迷う本当のことは どこまで許されるのでしょうあゝ また冬枯れた日々があゝ 何かを伝えに 通りかかる時が過
とらわれてたこの心の その外のこと見てみたくて ここを離れたのにわたしは今 また同じ巡りつづけてく街を潤す 季節の一コマ曖昧に 動きつづけるつづける 空春をはこぶ 風の日夏をまつ  雨の日蓄えに実るのは 穏やかな喜びそしてまた 寒い朝のひだまりとらわれてたこの心の その外のこと手をのばして それにふれるたびに私は 思い出せるここをはなれるほどはなれるほど街を潤す 季節の一コマ曖昧に 動きつづけるつ
ひとつ 窓辺に ひとつ 窓越しに時は 過ぎてくとても 数えきれぬまに 夜が 今日も来る数をかぞえながら 想うのは 移り変わる 日々を愛しくみつめる 君の気配 重なりつづける 音あゝ まだそこにある 慣れない 静けさ南の窓から 季節が迷い込んでくるまた終わりを 告げながらひとつ 忘れても ひとつ 思い返すたびそこに 隠れている何も見つからないままの 夜が 明けてゆく硝子を漂う木陰が 綺麗ごとを 許し
大海原かけてゆくUh… Uh… Uh…昔から 何もない海を見ているとなぜだか ありもしない記憶に 胸がきしむのです潮騒が 風に乗りここまでくる波間に見えた船の 知るはずのない痛みを 覚えている大海原かけてゆく触れたことのない 温もりさえも過ぎたことのように まるで過ぎたことのように ずっと前に群れをはなれた 一羽の鳥がはばたく遠くに見える列は 乱れることなく 振り返ることもなく船を背に かけてゆく
あなたの目元は どこかしら儚く飛び立つ鳥のような 美しさを忍ばせて深まる二人を まばたきの動作の裏に閉じ込めてどこかへ 羽ばたかせてしまう誰かを想いながら僕を離れて いつまでもここにあるきっと 待つ意味はもう僕を離れて いつまでもここにあるあなたの瞳は どこかしら風に戸惑う水鏡 その危うさで漂う二人の空白を 紡いだ涙を写して岸を離れてゆく高く飛び立つほど 何も持たずに羽ばたく理由も 無くしてゆける
くすくすと笑う 帽子のつばに隠れた君の横顔は 綺麗さ何を見ているの 帽子のつばに隠れてその唇が 鮮やかにくすぐるような 風にあわせてラララくすくすと笑う 帽子のつばに隠れた君の横顔は 綺麗さ木陰にもたれる 帽子が空を泳いだら夏の風景画みたいくすぐるような 風にあわせてラララ ラララ風に頬を寄せて 歌いだしそうラララ ラララ
教えてくれるかな 君は君のことを長い夜が明けるまで夏は行ったよ 秋もじき行くだろう失いながら息づく 不思議それでも いつかみたいな想いはすぐにさらわれるように早く はなれ はなれはなれてゆく忙しい朝の 凍える手で「おはよう」みじかい愛の言葉で朝靄の中を満たす 君の声いつものように急ぐ 足を止めて心を奪われるような 瞬きもさらわれるように早く はなれ はなれはなれてゆく遠くの方で 君の声が乾いた風に