odol

三月 – odol

笑って話して 外は暗くなってしまった
今年は一層早く過ぎて
季節はまた巡って春になるだろう

言葉にできない何気ない疑問符や
目背けたこれから先のことだったりもさ
降りしきる雪がここまで積もったら
そんなことも全て隠せる気がした

大事なこと まだ言えずに
白い息 指の間を
すっと空の中へと溶けていく この言葉と
なくなってしまうもののぶんだけ
形じゃなくて体温を思い出した
もう少し触れていたい

「綺麗なこの街を忘れたくない」って言う君の
君の願いを今はどうか叶えてくれ
代わりに 僕の代わりに

君だけが居ないこと思い描いても
どうしようもなく色のない景色が続いていくのさ
降りしきる雪がここまで積もったら
いつまでも冬のままで居られるのに

この街では
白い雪 明日になったら
もうほどけて元通りになる
熱を奪っていくのに
過ぎ去ってしまう冬の香りに
違う季節をまただんだん思い出した
いつかまた元気で

思い出は指の間を
すっと空の中へと溶けていく あの頃の僕らと
なくなってしまうもののぶんだけ
形じゃなくて体温を思い出した
もう少し触れていたい

人気の新着歌詞

生活 – odol

手紙の中身に 君なりの個性があって並べたその文字に見惚れた君の住む街に四月の花が咲いて黒く染めた髪が舞う 季節を数えたいつかくれた服と この部屋の間取りが似合わ

愛している – odol

曇り空 一月 雨が降って 化粧したみたいな道路コーヒーさえ飲めない僕にとってこれでも 完璧な朝愛している 君の赤いペンドルトンも愛している いつの日も抑揚のない

君は、笑う – odol

目が覚めて 朝になって目を閉じて 夜になった繰り返す日々に間違いも少なくない「それでいい」と 君が笑う海の風 君と聴いて帰り道 手を繋いで繰り返す日々に間違いも

欲しい – odol

今は空を濁してしまうのも 仕方ないだろう一人君を探して どこに行くというのかあの夜に忘れたのは その意味とその日々と君の声が聞こえた それだけでよかった時間が追

飾りすぎていた – odol

街はあの場所を隠して 回るものだと籠の鳥は言う去年の八月の空の青さが 忘れられないのもわかる気がするようなこの夜が終わる頃に見えなくなって間違いもわかりはしない

あの頃 – odol

祭りのあとに君を待つことも煙が揺れて空に舞うことも歌にするなら何が残るだろうか

ベッドと天井 – odol

毎晩12時にベッドに入って優しい誰か 抱き合い眠ろうなんてねいつまでこうして居られるかあと少しだけ、あと少しだけ、このままの速さと溜息と歩かせて毎朝7時には目が

夜を抜ければ – odol

夜を抜ければ見えなかったものにも色がついてそれでも僕らの目には映らないものばかりだ話をしよう忘れられないこと僕にもあってそれでも夜を抜ければ新しいことばかりだ

17 – odol

肩寄せて歩こう あとちょっと今だけは言葉も海に投げよう少しだけ休んだら いつかみたいに貝殻を拾って部屋に飾ろうあの夏みたいに遠く 波の音だけが聴こえるどれくらい

逃げてしまおう – odol

そしたら、行こうまた君の話を聞かせてみて始発の電車に もう薄い朝が来て置いていく街を見ていたいつか話したみたいだ誰かに見つかる前に僕らは逃げてしまおう二人を知る

綺麗な人 – odol

夏が終わるより前に 君と出会うことができても日差しが透けてゆくより早く海が見える場所まで なんてことも言えないしこのまま忘れられてゆくだけ君を乗せて行けたのなら

グッド・バイ – odol

ドアを叩くみたいに 雨の降る音が聞こえている悪くはないのだけれど こんな朝さえ普通になったよ一人にしないで離さないで明日のことは忘れて また朝が来るのを待とう服

退屈 – odol

大体同じような景色ばかりだまだ夜は長くシャンボードはあの頃より 少しくすんでいて今では君の言葉が君の香りが 空気に混ざって退屈さえ僕のものだったのに冬の星座も流

years – odol

どんな服を着ようどんな言葉で話そうきっと今じゃ 知らないことばかりだ明日はいつもよりも 早く起きて会いに行くよ電話じゃ何もかもは 聞こえないだろう出会った人とか

虹の端 – odol

あとすこしで 暗くなる頃みんな もう戻ってくるかな夕飯にしようよすこし寂しがりなあの子にもいつも嘘つきなあいつにも君だけの声でさぁ 歌って優しい声で 楽しい声で

またあした – odol

今日も六時のチャイムが鳴る前に帰らなきゃまたあした遊ぼうねじゃあね、どうせもうボールは見えやしないからまたあした会えるよね

その向こう側 – odol

なにも言わなくていい僕にもわかるからだんだんと朝が来て 柔らかい光になる今の僕には手をすり抜けていった物も 夢に見た日々ももうどこか遠くに消えて 見えなくなって

私 – odol

「ずっと笑うことって疲れるね」なんて言えない「どうだった?」って 訊かないでいてわかるでしょ、いつもと同じよ大抵はいつも誰でもいい誰でもよくて私だってそうで鏡の

狭い部屋 – odol

胸元 はだけて ホクロ 見せながら君は笑う 「気に入っているんだ」と部屋が狭く 見えているのはなかなか捨てられない無駄なヤツが多いからなのかな知らないどこかへ連

GREEN – odol

このまま眠ろうか悲しい報せも 難しい話も忘れたっていい眠ったっていい いいんだ誰よりも賢く 誰よりも卑怯ならば自分のことさえ欺けるのだろうか争いから間違いからど

Back to top button