猫の耳たぶ 知っていますか
シルクロードを越えていったよ
マルコポーロの時代からずっと
わたし あなたを愛すため生まれてました
ハトの粉には 毒があること
知っていますか
幼稚園児の頃の噂に脅えてる
わたしの秘密 あなたの耳元でそっと打ち明けた
DO DO DO 秘密は長い時を越えて
蜜になって夜に溶け出した
DA DA DA せつないメロディを
歌ってあげるよ 特別やさしく
ラジオをつけると 夜が流れ出す
窓の外には 星も見えない
昼が長いね 時がやわらかいね
海の近くを 歩くような足のほてりね
DO DO DO 眠りにおちたのを
思い出せず 夢の途中で気がついて
DA DA DA この部屋に住みついた
昨日の妖怪が 窓辺を横切った
DO DO DO 指で弾くギター
何か思い出して 泣いてるみたいだね
DA DA DA 夏至の部屋は 恋も
ベランダのハーブにとまって眠っている
DO DO DO DO DO DO
そしてひとりになった
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