Nobby

父さんの顔 – Nobby

幼い頃は 夕方親子(ふたり)
明かりの薄い 粗末な風呂で
肩も浸かれと 親父の膝で
竹の柄杓(ひしゃく)で お水を飲んで
百を数えた 檜(ひのき)風呂
怖い顔した 父さんの顔

他人(ひと)には甘い 父親だけど
家(うち)では怖い 雷神(カミナリ)様で
幼心(おさなごころ)に 思って泣いた
あんな親父の 真似などしない
きっとしないと 誓ってた
遠い昔の 故郷遥(はる)か

何でも早く 仕事を済ませ
姉弟(きょうだい)みんな 育ててくれた
遊びもせずに 泣き言言わず
強く一途な 親父の顔が
今も夕陽に 浮かんでる
父の笑顔が 見てみたかった

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袖にふる雨 – Nobby

ポツリと落ちる 銀の玉湖面を走る はしり雨まるで貴方の 心の様に袖を濡らして 行(ゆ)き過ぎるほろり落とした 涙の粒が雨の雫か あゝ 袖にふる雨貴方の影を 追い

母の鞄 – Nobby

故郷(くに)を出るとき 母さんが土で汚れた 荒れた手で持たせてくれた 小さな鞄潮の香りの 海辺町田舎の駅が 懐かしいあ~あ 故郷(ふるさと)はいつも心(こころ)

涙の蕾 – Nobby

あなたお願い 振り向いて心で叫ぶ 雨の町あれから二年 便りも無くて一人グラスで 飲む酒もいつか貴方の 顔になるあなた あ~あ あなた涙の蕾が はじけそうひとり歩

越名恋唄 – Nobby

おさげの娘 川辺で一人舟唄歌い 菜(な)を洗う幅も小さな 川だけど想い浮かんだ 越名(こえな)の川に娘ごころの 恋唄一つ水も静かに あ~あ 聞き惚れる昔は江戸に

面影酒場 – Nobby

酒が教えた 夢なのか酒が壊(こわ)した 恋なのか何でこんなに 苦しめるグラスの中に 潤(うる)む顔何でお前は 出て行った酒と呟(つぶや)く 面影酒場隣どうしで 

上野で別れて – Nobby

肩を震わせ 泣きながらか細い腕を 振っていた駅で別れた あの女(ひと)はあれからどうして 居るのやら何故か気になる うしろ影上野で別れた 可愛い女(あいつ)駅の

二人船 – Nobby

波の飛沫(しぶき)が 素肌に刺さる海に乗り出す 二人船空と海とが 波間に溶けて男の命 燃やしてたぎるそれ引け そ~れ 大漁網を浜じゃあの娘が 待っている朝の海原

酒 – Nobby

一人手酌で 飲む酒は身体の中を 浸みとおる広い世間の 切なさ辛さ飲んで忘れて また今日もひとり飲む酒 コップ酒昔惚れてた 女房(あいつ)にも心の中で 詫びている

祖谷の女 – Nobby

ギーコンサッサ 紙すく音が山に谷間に 流れてく水も冷たい この山里で若い娘の 細い手で手透(す)きの和紙の 一枚に心を込める 祖谷(いや)の女(ひと)クルクルク

女の泪 – Nobby

会ったあの日は 別れが来るとついも思った 事など無いに帰る貴方(あなた)の 背中には私の知らない 影がいる戻れない 戻れないもう 昨日には押さえきれない 女の泪

愛死 – Nobby

信じられない 節分の夜カタカナ文字が 濡れていたうそ うそ 嘘だ まぼろしだ夜汽車の窓に 茜(あかね)の雲がぽっかり浮いて 笑って見えた別れの 愛の 瞬(またた

三毳山−みかもやま− – Nobby

まん丸顔の おふくろをいつも泣き泣き 追いかけた甘えて生きた 幼い日時々空を 見上げてはおさない昔 想い出す母と登った 三毳山(みかもやま)七曲がり坂 登りつめ

おふくろ – Nobby

夢にはぐれて 帰った村に待っていたのは うしろ指あの娘も嫁いで 去ったけど空の青さと おふくろだけが俺をかばって かばってくれたっけ何は無くても 一緒に暮らすそ

ぬくもり – Nobby

傍に寄り添う それだけで安らぐ気持 何故だろう心触れ合い 知り合って幾年月を 重ねたろ心に浮かぶ 思い出もぬくもり感じる 二人の絆つらい寂しい 時だって目と目で

おにぎり – Nobby

噴出す湯気を 見る度(たび)に白いおにぎり 想い出す母が握った 温もり恋しおやつの代わり 握ってくれたこげの混ざった おにぎりを湯気の向こうに 思い出す小遣いひ

ふたりの絆 – Nobby

緑連なる ふもとの村で手と手を握り 交わした誓い今もこの胸 忘れるものか今頃君は 野良仕事山の夕暮れ 思い出す茜に染まる あの微笑みを今も忘れぬ ふたりの絆(き

ふるさと恋し – Nobby

空に溶け込む 水平線が海の香りを 乗せてくる白く浮かんだ 入道雲が母の笑顔に そっくりな元気で居てか 母(かあ)ちゃんはふるさと恋し あ~あ 浜恋し何の返しも 

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