nano.RIPE

  • スポットライター – nano.RIPE

    夏の風に吹かれどこまでも遠くへ光浴びたぼくら今を駆ける あれから何度憧れを胸にやってきた 不可能だって可能になることもあるなら諦めないと誓えずに泣いた夜を抜け 振りかぶったその先はいつもこの手の中 強くなんてないから今も足は竦むけど背負った数にあの日のぼくを宿して踏み出した 夏の風に吹かれ蹴り付けたダイヤモンド覗き込んだ手の中もう何を躊躇ってるのはじまりの合図から止まらずに来たんだろう光浴びたぼく…

  • 水鏡の世界 – nano.RIPE

    変わらぬ今に愛しさを 世界に祝福を 流れ星がひとつ光った 夢から覚めたら消えてった美しいものはいつだって届きそうで届かない どれだけ大切に思えばあの子を守れるのだろう冷たく澄んだ夜の影に祈りを捧ぐよに抱きしめた 変わらぬ今が続くように 世界はひとつになれずともこの先何度も笑うたび 新しい光がほら見えてくる 歪なココロに戸惑って 弱さを隠して間違った失う怖さを知らないで強くなどなれやしない 隣で泣い…

  • 光のない街 – nano.RIPE

    零れそうになったわずかな希望 忘れそうになったあの日の夢きみが笑う それだけでもう嬉しかった 世界を憂うことに疲れた ぼくの目に映った空は青くまだひとりで闘うフリをして握り締めた拳に爪が刺さる いっそ捨てちゃえば楽になるかなそんなつもりさらさらないだろう 零れそうになったわずかな希望 忘れそうになったあの日の夢今もまだこの場所できみを待つぼくは零れてしまった隠した声 忘れられなくて鳴らした歌きみと…

  • トリックスター – nano.RIPE

    ぶっ飛ばして 吹っ飛ばして かっ飛ばして ゆうべ不思議な夢の中で見てた 宝石みたいな星の屑も眠れない夜にぶち撒けたら ガラクタに溶けて見失ってしまうよ つまらないなもうくだらないないないな 続きを知りたくないような暗い夜は 夢のような話をしよういつまでも明けない夜に怯えるほど ぼくはもう弱くないよ 神も仏もいなくたっていいからさ 痛みは傷より浅くあれと壊せないものなんてないからさ きみには明日も笑…

  • ソアー – nano.RIPE

    ワン ツー スリー さあ 光の向こうへスリー ツー ワン 始まるよ プレイボール 未来の自分に恥じぬよう 最後に残さず笑えるよういつしか青に染まる時の真ん中でぼくらは何色になるだろう あの時もっと どうして 悔やんだ日々も全部握り締めて 今 夏空に 舞い上がれ高く どこまでも遠く 想いなら誰にも負けやしないイメージはいつもあの柵を越えてきみの元へ届くから 小さな覚悟を重ねては その度新たな壁に出会…

  • クエスト – nano.RIPE

    空になる希望 何度目の補給どこかで聞いたようなコトバしかもう見当たらないそれでもきみの目に映る光には始まりを告げる新たな色が宿る さあ これからどこへ向かおうとも 奇跡の手前 待ち合わせ信じれば拓ける道を世界はどっかに隠してる ありふれた今日を越えるから 磁石も地図も要らないさやがて迷子にも慣れるんだ 知らない町を歩くよずっと不思議な匂いのする方へ 人波を抜けてそうさ 何にだってなれるだろう 空に…

  • ネコに日だまり – nano.RIPE

    路地裏で鳴いている 木漏れ日を眺めてる行き交うだれかの足音にココロのリズムを重ねる 雑踏に紛れてるホンモノを探してる南の風が鳴き止んだ 何かが動き出す合図だ ネコの姿で会いにゆくよ きみを探してどこまでもゆくよ多分一番の日だまりは きみの隣だと思うんだ 名前を呼ぶ声が聞こえた気がしたけど追いかけるほど逃げてゆく 怖くはないなんてウソだよ ネコの姿で会いにゆくよ きみは気付いてくれるといいな多分一番…

  • ロス – nano.RIPE

    さっきまで目の前にいた人の背中が見えなくなる立ち止まるぼくは世界の流れに逆らっているのだろう現実から目を逸らしたって始まるものも終わるものもない今この目に映り込むものがどれほど残酷だとしたって 足早に過ぎてく人の群れがぼくを弾いたどんな未来でも今はまだ欲しくないや きみの影を探してる ぼくから涙を奪わないでよ 悲しむ術を奪わないでよ希望とやらがもしもあるのなら涙越しでも光るだろう 愛なんて不確かな…

  • ペカド – nano.RIPE

    絵に描いた常識で 取り決めた約束で色を付けた食卓で 守れるふたりじゃないでしょう 誰ひとり傷付けず手に入るような幸せなんて欲しくないの ギュッと噛んだ唇は死に絶えず 零れるままにただ愛を問う頷いたあなたにお揃いの傷跡を残すよ 美しく よく晴れた空は嫌い やわらかな春も嫌い誰もいない暗がりで孤独を食べ大きくなった 哀しみも欲望も飼い慣らしたんだあなた以外は欲しくないの ギュッと噛んだ首筋はあたたかく…

  • いたいけな春と空 – nano.RIPE

    涙の行方 追い掛ければ ほら キラリと晴れる街へ続いてく向かい風を抜けた静けさの果てをきみにも見せてあげる 塞いだ夜の奥で眠るネコも起こすよはじまりに花を添えたら春になって 薔薇色の扉も七色の橋も蹴って見上げた世界は何色でしょう掴んだら離さない 欲しいものは尽きないのいたいけなあたしは何色でしょう 波間にもたれ丸くなった日は数えたアザを抱いて潜ってく怖いくらいキレイな悲しみはいつも光の淵に消える …

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