髪は崩れちゃって 顔もぐしゃぐしゃで ドアを開けたら力抜けた
一番前にシートひいて ホットのコーヒーを置いて 今日も一緒に帰ろう
大きなため息とともに 涙で前が見えない 相棒よワイパーを頼むよ
ハンドルを強く握り 独り言が始まった
本当はあの時もっとこう言いたかったんだよね ぐちぐちぐちぐちぐちぐち
練習でもしとくか 次こそはがつんとわたしだって言えるように
こんなダサい私 こんなダサい話 ここだけの話
気がすむまで 遠回り付き合って もっと君も走りたいだろう
少し窓を開けよう 吐き出した言葉
あの町に置いてくの 君は得意でしょ
嬉しい思い出も 悲しい思い出も
嬉しい思い出も 悲しい思い出も
あの町に置いてくの 君は得意でしょ
涙の落ちる音を聴きながら
笑っちゃうような私の愚痴を聞きながら
仕事に行く私
旅に出た私
恋をした私
嬉しそうな私
ふてくされた私
勇気を出した私
振り出しにもどった私
全部ここだけの話
全部君しか知らない
何も言わずに前に進むの 君は得意でしょ
私と君の毎日
私と君の毎日
明日も一緒にあの町へ
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