MOROHA

夜に数えて – MOROHA

この場所じゃ才能がない事は罪だ
だから償うように汗をかく
一滴も残さず徹底的に
俺は俺の檻を壊すんだ
友達もいらねぇ 仲間さえいらねぇ
いっそ嫌われようと思ってた
情け容赦なく踏み潰す為に
付いてくる影だけを抱き寄せて
もっと降れ雨 邪魔なもん流せ
空が泣いてたってお前は笑え
逃げるったってどこに逃げんだよ
涙の水は汗に回せ
決意や覚悟 意気込みの類いはもういい
結果が全て 結果を届け 結果で叫べ
ありがとう そしてクソッタレ

羊数えても寝れない夜には
自分の事 指折り数えてた
俯いてた俺が一匹
またしくじった俺がいて二匹
消えてしまいたい俺が三匹
それでも消せない俺が四匹
残る小指で指切って約束
もう負けない 絶対に負けない

いい歳こいてなにやってんだよ?

やっぱりチリは積もってもチリ 無意味
時に俺が俺を見下した
本気を忘れた哀れな命は一体誰に何を残せんだ?
燃えていたいからまずぶつかる
摩擦熱で火がつけマッチスティック
後悔だけは持ち込み禁止だ
あの世 手前のセキュリティチェック
恥を恐れて走り出せない
それはかっこ悪い事じゃないよ
それが普通だ 問題は君が普通で終わっていいかって事さ
その手は差し伸べないでくれないか
転んでなんかないんだ
たった今 壁をヤスリに 地面砥石に
この身と魂 磨いてるとこだ

羊数えても寝れない夜には
自分の事 指折り数えてた
俯いてた俺が一匹
またしくじった俺がいて二匹
消えてしまいたい俺が三匹
それでも消せない俺が四匹
残る小指で指切って約束
もう負けない 絶対に

上手く出来ない自分を責める
惨めに映る 自分をなじる
こんなの嫌だって お前が悪いんだって殴る
だけど最後は慰めてやれよ
バカにされても見下されても
お前は手を抜かなかったじゃないか

羊数えても寝れない夜には
自分の事 指折り数えてた
俯いてた俺が一匹
またしくじった俺がいて二匹
消えてしまいたい俺が三匹
それでも消せない俺が四匹
残る小指で指切って約束
羊数えても寝れない夜には
自分の事 指折り数えてた
俯いてた俺が一匹
またしくじった俺がいて二匹
消えてしまいたい俺が三匹
それでも消せない俺が四匹
残る小指で指切って約束
もう負けない 絶対に負けない
自分を数えて迎えた朝
目を開け醒めない夢見てた
輝ける 俺が一匹
まだやれるって俺がいて二匹
俺を信じてる俺が三匹
また歩き出した俺が四匹
残る小指も握りしめ闘う
もう負けない 絶対に負けない

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