MOROHA

ストロンガー – MOROHA

バカにされるのは 惨めな思いをするのは
俺達が弱いから悪いんだ
この楽曲は怒りと痛み 屈辱と葛藤
それらをメインスポンサーに迎えてつくられた
手の中に残った悔しさだけがギャランティ
それを歌詞と旋律に全額ベットする
俺達はもっと強くなりたい

俺が産まれたのは昭和の終わり際の六十三
日本中がバブル景気で浮かれてる最中
それはそれは裕福な時代があったらしいが
物心ついた頃には弾けて真っ裸
残ったのは先輩方々が踊り狂ってとっちらかっちまった後の焼け野原
キャンドルに火を点ける 不景気のバースデーケーキ
可愛い雀さえもゲロつつく新宿 早朝の路上
ガリガリに痩せこけた結果論を
呟き続けた幻滅という名の
それは幻滅っていう名のカルマだったんだよ
そして我々が引き受けたのは筋違いの同情
「夢も金も知らない時代で可哀想」
なんて言われてたって訳わかんねーよ本当のところ
だって最初からずっとどん底 でも
ゆとり さとり 知ったかぶりの皮を着こなしたところで
貧しかろうと苦しかろうと三度の飯にありつける
運命ともバッチバチの喧嘩が出来る
こんな恵まれた国に生まれ育っちまったからには
被害妄想はいい加減に捨てちまえ馬鹿野郎
他人事みたいに自分を語るなよ若者
言い訳はなしこの世は夢だらけ
化けの皮 剥がしにでかけようぜ

夜が来たって眠れないし朝が来たって起きれない
昼と夜が逆転し狂うリズムその果てに
カーテンの隙間っから俺の目を狙い撃つ
あれが朝日なのか夕日なのかさえもわからない
だけどあれは朝日だ そう決めたたった今
翳り行く部屋の中に太陽が宿った
胸倉を掴むようにドアノブに手をかける
引いて開く扉なんざもう二度と選ぶな
反り返った中指の指す方の未来じゃ
砂利道だろうが邪の道だろうが王道に変わる
ひりついた木枯らしが懐を撃ち抜くが
前進をもってして刺し違えてみせる
ライブ後のフロア そこに残すのは焼け野原
帰り際のリスナーに握らせる語り草 なんだあいつら?
見下した雑草の筈が
ほら会話の中に咲き乱れた花の名はMOROHA
日曜の夜中 週末は楽しかった
その余韻と共に消えてく音楽なんかに意味はねぇ
月曜から金曜の夜まで生き延びて
踏ん張り所の足元にそっと咲け
貧しくも逞しく忙しくも実りある
カツカツの生活も意思があればが張りが出る
任された仕事に泣く度に強くなる
何度でも何度でも何度でも何度でも何度でも
何度でも立ち上がる

お前の怒りをみせてくれ

肩で風をぶった切って胸を張って出かけよう
破壊する ぶっ壊す 駄目なもんは全部

ぶっ壊す

なんの感情もない拍手や周りに合わせてする生温い手拍子
そんな事ばっかりして来た手の平で一体 何掴むつもりなんだよ
手に汗を握る その汗が鍵だ
不安や緊張 それこそが次の扉のドアノブだ
さぁでかけようぜ 胸を張ってさ

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