moon drop

誰でもいいのだ – moon drop

君がもしも誰かの彼女になったとしてもたぶん
愛だ恋だなんだ歌ってそれなりに生きてこう

拝啓 悲劇のヒロインの君に
言いたいことがあるんだ
それってさ
パチンコ屋の景品
慣れないタバコの匂い
頭クラクラする
あの日僕に言った言葉は
全部置いてきたのかい
それってさ
僕ら二人の明日が
もうそこにはないみたいじゃん

君がもしも誰かの彼女になったとしてもたぶん
寝起きの不細工な顔から指先まで愛しいのに
誰もが羨むものなんて何一つ要らないから
誰よりももっと近くで見つめていてほしいわけです

うるさいなって口を開けば
浮かぶ甘ったるい日常も
君が居ないとなぜか無意味だってこと
なげいていたあの夜も
うるさいなって口を開けば
浮ぶ甘ったるい日常も
今更戻らないけど

君がもしも誰かの彼女になったとしてもたぶん
それなりの平穏な毎日に飲み込まれるだろう
君がもしも誰かの彼女になったとしてもたぶん
愛だ恋だなんだ歌ってそれなりに生きてこう

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