MONO NO AWARE

時間泥棒がやってくる – MONO NO AWARE

時間泥棒はそーっとやってくる
知らぬ間にもう夜になっている
時間泥棒はそーっとやってくる
気づかぬ間にもう朝になっている

忙しすぎたり退屈すぎたり
タイミングをずっと見計らってる

時代の流れに沿って生きていく
暇そうにしてる人は放っておく

無駄な時間とか不毛な議論とか
昔ほど愛せなくなっている

さよならまた僕の時間
どこへ行ってしまったかわからない
あの頃はまだ無駄な時間ばかりだったのに

本当はどっかで使いたい
一日ゴロッと眠ってたいけど
本当はどっかで遊びたい
一日をリッチに使いたいけど

遊んでるときからずっと頭の中
ストーリーズの構成を考えている
今を生きようともがきながら僕は
手帳に書かれた現在を生きている

さよならまた僕の時間
どこに行ってしまったかわからない
探しにゆく時間もない
時間がない

時間泥棒はもう去ったあと
灰色の煙が立ち込めている
僕はなぜかしら焦っている
曲を切り上げなきゃと思っている

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