MOLMOTT+S
月灯り – MOLMOTT+S
肋骨がきしむくらいに 抱きしめられてみたいです
砕け散る音に似ている 声さえも届くことなく
手を繋いでみたいです
灰色の朝向かえ 風に靡くマフラー横目で
追いかける息を切らして
涙が出るぐらいに大好きになりました
誰にも取られたくないとそう思いました
心も言葉もない体 蹲ってただ待ってるばかり
ため息を殺す自分見てる 偽りのカタマリ
地球が爆発して居場所を無くしました
窓ガラス越しの口付け 捻る瞳
涙が出るぐらいに大好きになりました
誰にも取られたくないとそう思いました
月灯りの地に 二人は立っていました
肩寄せ抱き合う 全ての夢見ました
繋ぎ止めたいそれだけです オモチャ気取りで眺めてた
まるで宇宙にいるみたい
そしたらいつの日か砕々になっていく