君に会った日は振り向いたら 思ってた顔じゃないねすれ違えば 人はみな恋に落ちてしまう君に会った日は坂道をスキップする
少し ちょっと湿気ってる淡い色の匂いが漂っていた僕は知っている それを知っている苔むした水汲み井戸を思い出していた少し ちょっと寄ってみた川辺の家はみな舟を持っていて乗せてもらって ぽつんと浮かんで錆びかけトタン屋根なんかを思い出した秋の梅雨の空バイクを飛ばして牛が横切って前髪が気になってふらっと立ち寄ったお店が良かったりした懐かしい夜空バイクを飛ばして牛が横切って前髪が気になってふらっと立ち寄っ
ラバーよ、もう一度だけヤダわ、いつも夜中だけだからいいのさ、危険はないぜハイウェイとばそう曖昧な返事も嫌いじゃないぜハイウェイとばそうラバーよ、もう一度だけまだ、あとルージュだけそんなのいいのさ、視線はないぜハイウェイとばそう一十三十一と飛んでくライトハイウェイとばそう
ああ 水面がゆれるゆるりゆらゆくああ 舟は静か何も言わずゆくと と と 鳥が鳴いたぴゅるりるら鳴くか か か 風は静かあなたがこぐ舟水面がゆれるえっさほら、ほやさふたりはゆるりゆら、ゆく
春はひとり いつもひとり愛してるよ 夜明け秋のにおい 冬のひかり愛してるよ 夜明け春の麗にひとり ぼっち君はふたり いつもふたり愛してるよ 愛してるよ愛してたよ 夜明け
昔から大事にしてたものもいつの間にか見当たらなくなるよ今ではもう東京はアクマのはびこる街と大げさな装備で旅立てど構えた銃には的が無かったのさ脱いだら自由にまわるよ今ではふたりは逃げも隠れもせずにふたりで歩いた道を霧がかる山間に涙を流した春をすりガラスの向こう塩かけたスイカの味