MALICE MIZER

  • ヴェル・エール ~空白の瞬間の中で~ – MALICE MIZER

    さあ目を開けて僕を見てよほらまだ温もりさえ 僕の手の平に抱かれている現実はもう痛みも無い中で貴女は何を現在も想っているの この背中を包む夜と闇に絵を描く僕は 時間という名の支配者に操られて 大空に浮かべた思い出の中で 踊る二人を見つめ泣いていた最後までさよならさえ言えずこの場所で 眠りに落ちた貴女を抱いていたくて 揺れながら足を浮かせ… この痛みを増す夜に同じ言葉を繰り返し 揺れながら空に足を浮か…

  • Gardenia – MALICE MIZER

    朝もやに零れた光 永遠の夜に 終わりを告げて君は今 震えるまぶたを開き 拡がる夜明けの 庭園で 貴女と共に… 微かな陽差しに 佇む君に 僕が差し出した 白い花をその指に触れて 胸に抱くとき つぼみの花は開く ガーデニア 君のあどけない瞳 愛しい その全て貴女を連れ去り このまま優しく 抱きしめて 離さないように まるで あの日見た夢の続き 回想の森に 浮かぶ光景君を迎えよう 誓いの庭園…

  • Le ciel – MALICE MIZER

    優しい歌声に導かれて…流れ落ちる真っ白な涙が風に吹かれ時間を刻む 僕を見る汚れを知らない瞳は果てしなくどこまでも続く大地を映し小さな指で忘れていた僕の涙の跡をなぞる 君の細く透き通る声が僕を離さない僕がここに居続けることは出来ないのに… Ah…こぼれ落ちる涙はお別れの言葉 何も聞かず、ただ僕の胸に手を当て微笑み浮かべ 君の頬に口づけを…僕は君を忘れないもっと強く抱き締めて僕が空に帰るま…

  • ma cherie~愛しい君へ~ – MALICE MIZER

    むりやり押しつけられた かたい靴のせいでshow windowの中で 動けないあの人形暇だから この週末は×××通りでここの周りの人達に染まってみるのもいいかもね 雨上がりの朝は水たまりで跳ねて星降る夜を待ち 願いをかけよう “ma cherie…”“ma cherie…”“ma cherie…” 恋人達は理由もなくきっかけも なにもなく 久しぶりに見かけた 半世紀 寄り添う二人ほら そこの窓から…

  • 追憶の破片~a piece of broken recollection~ – MALICE MIZER

    僕の思考は次第に勾配を増す闇の螺旋の中に砕け散り空へと落ちていく深く戸惑う心の隙間を舞ながら言葉を探して僕の罪がまた始まる微笑み合いぼやけていく姿だけ浮かべて足早に通り過ぎる言葉さえ見えない少しだけ抱きしめた嘘の空を追憶の破片はにび色に霞んでいく無言の悲鳴に身を震わせる何かの終わりと色褪せた記憶だけ抱えてあの空へ落ちていく 誰も止められない…僕が落ちていくほんの少しだけ今を抱きしめたから 消えかけ…

  • Premier amour~プルミエラムール~ – MALICE MIZER

    ぼやけた空の下で 手をひいて二人で歩いてたふと思い出した あの頃の声が遠くから聞こえる 何処までも 透き通る空に 合言葉を何かの魔法のように 繰り返していた頃光を追いかけ 季節と戯れていた今は あの呼び名さえ 思い出せない大きな壁に 背伸びして書いた 二人の言葉が今ではそっと 僕を見上げて優しく微笑んでくれる ぼやけた空の下で 手をひいて二人で歩いてたふと思い出した あの頃の声が遠くから聞こえる …

  • 死の舞踏~a romance of the “Cendrillon”~ – MALICE MIZER

    「Oh…”Cendrillon”I full your wish…」 一夜限りの恋と夢と憧れと未来と誰の物でもないauroraの服をまとい舞踏会へ 「If my wish realizedPlease take me on the from of beautiful woman again」 柱から見下ろす意地悪な時計の針抱き重なる瞬間をもう少しだけ後にまわして 長い廊下の一番奥の救わ…

  • Madorigal ~マドリガル~ – MALICE MIZER

    繰り返す言葉だけ胸の中をかすめる「君に会いたい」誰よりも大切な二人になるためにただ側に居たいだけ ふりかえるといつもある微笑みの大切さを季節の終りまでわからないままほんの少しの勇気があれば優しくもなれたのに失ったものの大きさを初めて知った 目を閉じて空に願う照れながらつぶやいたあの時の言葉をもう一度…まどろむ午後の日差しの中で消えた足跡を見つめて 影がのびる夕暮れに現実を呼びさます夜の吐息にとまど…

  • Brise – MALICE MIZER

    肌が透き通り夜を優しく抱き締める空がそっと舞い降りて来る頃風のざわめきは指の隙間をすりぬけながら遊んでいる君はてのひらを優しく差し出してこの空に飛び込んだ僕の行き先を瞬きもせずじっと見てる 何もない白い部屋の窓から小さな体をのばしてこの空に少し近づいた君は僕と二人で踊っている 静かな夜には僕がこの子守歌でなぐさめてあげるからそんなに泣かないで 風がささやいた「アスファルトの焼けた匂いもこの夜にはな…

  • Syunikiss ~二度目の哀悼~ – MALICE MIZER

    Hold on… you’re gonna be okey…somebody… help us… Ah… 君が繰り返す独り言は君の最期に僕が叫んだ言葉 祈りが届いたのか…目の前に記憶のままの君が居る Ah… 君が繰り返す独り言は誰も知るはずもない最期の言葉 駆け寄った僕は君を抱き震える指で頬をなぞる Ah̷…

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