投げやりな時間 剥がれ落ちていく
イミテーションの
ヴィーナスのポートレート
低く迫り来る 雲が放った
シナリオにない 大雨のロケーション
テーブル越しにいつまでも
シビアな顔して 戯言 呆れるほど
出来すぎた悪夢 レプリカ レプリカ
三文小説 レプリカ 偽物でいいさ
誰も近寄らないで もう誰もかまわないで
こんな心なら要らない
行方不明の 欲望の隙間
鈍い瞳のせいで もう手遅れ
believe or not 思い込んでた
擦り切れ掠れてしまった
one way ticket
背伸びをして拗ねたまま
楽しんでやるさ 痛みすら
飽きるほど
出来すぎた悪夢 レプリカ レプリカ
歪みさえもいっそ レプリカ 偽物でいいさ
知らない方がいい事もあるなんて
今更
そんな言葉なら要らない
もう何色にも 染まれない
言わせないで 聞かないで
そう いつか全てが終わって
失くなっていくのなら
今すぐ炎を消して
出来すぎた悪夢 レプリカ レプリカ
三文小説 レプリカ 安物でいいさ
誰も入って来られない
この手でつかんだ今日に
あなたはどこにも要らない
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