いつだっておまえは
聖母の様に 汚れた俺に微笑みかける
疲れた身体 優しく抱き寄せて
いやしてくれるけど
そんなおまえの 仕草をみるたびに
俺のプライドは崩れちまう
やりきれない位 自分のことが
嫌いになってゆく
今夜おまえを ボロボロに傷つけて
泣かせてしまいたい
きれいに終るなんて ガラじゃない
この愛 憎まれて消えるさ
最後の夜が 今始まってゆく
おまえの部屋のDOORノックする
もうすぐ 涙に変わる微笑みを
最後にやきつけて……
洗いざらしの髪の香り
漂う 暖かいこの部屋
真実の気持おまえに 気付かれない様に
言葉を吐き捨てる
おまえと会った あの日がフイに蘇る
真っ赤なグラス そっと静かに揺らしてた
今夜おまえを ボロボロに傷つけて
泣かせてしまいたい
きれいに終るなんて ガラじゃない
この愛 憎まれて消えるさ
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