LAMP IN TERREN

  • カームダウン – LAMP IN TERREN

    眠れない夜を抱えて歩いてる何もかも置き去って 遠くへ頭の中がいっぱいでうるさくてかなわない両手広げてバランス 大丈夫 街灯の明かりとか寂れたランドリー休む間もなく動いてる 宛もない僕の道標あぁ なんにもない自分が怖かっただから カーム カーム ダウン落ち着いて見つめてみる 自分の事だから気になる事だよ他の誰でもないスペシャルな僕だよそれでも不安になるよ わかるよカーム カーム ダウン繰り返し唱える…

  • ニューワールド・ガイダンス – LAMP IN TERREN

    気がつけばまた知らない路地裏夢から目醒めたみたいにわかったきらめき 追いかけた先迷ったここが新世界 目が回るように移ろう街どこかの正義に翳るノスタルジーざわめき また居場所がないここじゃないと思いたいひとり 目を閉じても開けても真っ暗な一筋の光生きていたいと聞こえた信号が変わった 全部捨て去ってリボンをつけ 今 火を放つよ手の鳴る方へそこで笑っていれるなら もうどうせいつか終わる世界の上で生きてみ…

  • 心身二元論 – LAMP IN TERREN

    硬く 冷たい 帰り道の上やたらと踵の音が響いてる虚しい気分が散らばった星のひとつが弾けて消えていく あんな言葉の受け止め方は知らない揶揄う空気が立ち籠めた教室そこには居ないよ 影が落ちていてもひとりぼっちの道で踊る 誰にもあげない 僕は僕のもの傷が痛くても笑って遣り過したげるその方が ほら 後で惨めな僕に会わずに済むから いいよね 軽いジョークに本気で声を荒げて不思議そうな顔に血の気が引いていく悪…

  • 風と船 – LAMP IN TERREN

    空に飛んでった 風船はいつか萎んで降りてきてしまったその様を誰も知らない知られたくなかったのかな 風に煽られて 鳥に啄まれてそんな理由があるかもしれない橋の上でぼんやりしてた僕は ふと手を伸ばした 緩やかなスピードで 空の階段を降る頬を伝う雫の様に 涙の様に ねぇ もう隠そうとしないでよひとりで飛ぶのも 萎むのもいつだって僕は抱き締めたいそうしてまた膨らむ船次は一緒に 空に浮かべよう 瞳の中には青…

  • 宇宙船六畳間号 – LAMP IN TERREN

    そちらはいかがお過ごしですか眠れない夜もあるでしょうかこちらは本日も同じベッドの上から交信中 小さく光る窓を覗いて繋いだデジタルで宇宙遊泳君が溢した欠片ひとつだけどそれで全てだった 僕らは このまままるで宇宙に放り出されたように遠くの星を眺めて あれは君かなって笑う見えない場所も見つめて笑う そちらはいかがお過ごしですか苦しそうな声が聞こえました理由など知らずとも痛む知る限りの痛みと重ねる 希望的…

  • チョコレート – LAMP IN TERREN

    上手に嘘ついたら ご褒美ひとつ夢心地のまま ふたりでいよう今 君が笑った その顔の奥少しの翳りが気になってる 素直じゃない君を撫でてあげるそこに居る事がもう言葉なんでしょう君を信じている時は容易くそんな事言い聞かして 頬張るご褒美 溶けるように甘い日々を泳ぎたい 知りたいばかりで踏み込んでいったら見落とした足下 ひしゃげた花それが怖くて たまに触れられない君との間が広がっていく 泣けるほど苦い日々…

  • ベランダ – LAMP IN TERREN

    降り頻る雨 切り裂くみたいに国道を流れる車迷いのない その鋭い光ベランダで眺めていた 部屋の中でも外でもない場所半端な僕にはよく似合う心で靴を履く言葉喉元で立ち止まっている 君を見つめるのが怖くてあるいは見つめられるのが怖くて傷付け合うばかりでもその傷さえ飲み干してみせるのにただ手を繋いで笑っていられたら 車は雨の気持ちなんて知らない目的地まで走っていく何気なく口を衝いて 出た言葉でどれほどに傷付…

  • Fragile – LAMP IN TERREN

    今更 気付いたよこの世はずっと異常だとそして僕はいつも無力でいる 守りたい物が多いほど変わる時代に敗れた地べたを這いずる哀れな虫 その声で僕は何度でも息を吹き返すそれだけでいいよ何度も羽ばたける いつも 生きる意味を探している誰かの何かになりたくてそれが満たされた事はない 今更 気付いたよ異常である事が普通だと変わりながらも続いていく その声で僕は何度でも息を吹き返すただ手を繋いでいよう僕らで作ろ…

  • ワーカホリック – LAMP IN TERREN

    私を乗せて走り続ける 車輪付きの箱が向かうべき場所へと運んでゆく望んではいなくても 夢と現実がずれっ放しの期限付きの生活嫌でも慣れたよ 今はもう 次第に心の中も割れていく機械の様な顔で通り過ぎるだけその箱の舵を切り続けるのも私だってわかっているよ つまらない今日の先にもきっと思い描いてた日々が待っているからそう信じていなきゃ壊れるでしょただでさえ憂鬱な夜明けたまには変わってみろってんだ 高らかに音…

  • EYE – LAMP IN TERREN

    小さな身体を目一杯に使って転ぶのも厭わず世界に触れていた頃いちいち綺麗で 夢中で追いかけてその視界に僕は居なかったと思う なぁ 思い出が美しいのは汚れるのも振り切って走っていたから 都会のショーウィンドウ つい目を奪われる煌めきに重なる そこに僕が居る 生きれば生きるほどに汚れていく僕らは鏡ばかり気にしているから汚れた自分が嫌いだった慌てて洗った 自分さえも殺したその姿で何が愛せるだろうか 肩がぶ…

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