kokua

幼虫と抜け殻 – kokua

なつかしい友達が なにかをやらかして
Facebookのアカウント 急に消えてしまった
貸したままのPearl JamのCD諦めるか…

よく行く飲食店が この年度末急に
店を閉めてしまった ポイントカード捨てた
あの日急に転校した 同級生みたいだ

今日は過去のゴール地点で 未来のスタートラインで
ぼくは生きてくスピードに 悪酔いしてしまいそう

ゆるキャラが突然に 街のシンボルになって
スーパーのレジ袋で ニヤニヤ笑ってる模様
この街はもう最終章に 突入しているのかも

そういえば あの芸能人やっぱ捕まるらしいよ
なら一緒につるんでた あいつらもヤバくない?
誰かのスキャンダルの糖分で 最近具合悪いです

今日は昨日の抜け殻で 明日の幼虫で
まるで希望とガッカリの ババ抜きみたいです

眠れない苛立ちで 夜中目が冴えると
液晶の向こう側で 悪意がパーティーしてる
敵か味方かのカードを もう提出しないと

今日は昨日見てた未来で 明日は白紙で
次の椅子取りゲームで 負傷しないように
今日はあの日の残像で 夢は蜃気楼で
過去が輝いて見えるくらいの 未来を手にしたい

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私たちの望むものは – kokua

私たちの望むものは 生きる苦しみではなく私たちの望むものは 生きる喜びなのだ私たちの望むものは 社会のための私ではなく私たちの望むものは 私たちのための社会なの

黒い靴 – kokua

夜の国道をビュンビュンとばすトラックのヘッドライト一瞬道路脇を照らす置き去りにされた誰かの片方だけの黒い靴一体誰が履いていたんだろ?どんな街に住み どんな日々を

kokuas talk 2 – kokua

朝4時半 まだ暗い渋谷駅でラーメンを喰らい目 こする 今日 このあとどうする?ゴミに集まったカラスラーメン屋の曇ったガラス清掃車と空車のタクシーと焦燥感煮込んだ

道程 – kokua

秋冬春夏 旅が続いてく北へ南へ 空が途切れる場所まで行こう行きましょナビなんていらない 1人じゃないし迷い道も楽し 君と笑い合いながら行こう行きましょ雲がモクモ

Stars – kokua

星と星との間は本当はすごく離れていてでもぼくらの目にはすぐそばで輝いてみえる分かり合うことなんて難しいのかもしれないけどでもぼくらの心はずっと近くに感じてるSt

1995 – kokua

はじけて飛ぶ炭酸の音夏の夜 走り去るバイク遠く聞こえる祭り囃子95年8月の終わり君とぼくの約束はその夏の逃げ水のようにつかまえきれないまま夏の夜に耳をすませると

Blue – kokua

雲の切れ間に のぞく青空そこまで夏が来てる Blue助手席の窓も開けていこう誰もが多分 自分の親からいろんな力授かって生まれたんだそれが動き出す風が吹いた誰かを

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学校のグラウンドに沈む 夕陽に染まってシューズが破れるくらい練習した遠い夏のにおいぼくの夢はずっとまっすぐだったいつか世界の舞台へ駆け上がるってぼくにとってスタ

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街角 – kokua

ここ まえに通ったことあるな…こんな夕暮れと こんな風の匂い感じたことがあるんだぼくらひどく中途半端でいつもすれ違って 自分のことばかりきみは覚えてるのかな東京

Progress – kokua

ぼくらは位置について 横一列でスタートをきったつまずいている あいつのことを見て本当はシメシメと思っていた誰かを許せたり 大切な人を守れたりいまだ何一つ サマに

kokuas talk – kokua

同じ空の色や同じ雲や波なんて本当は二度とないはずなのにぼくらは同じ雲だと思っている同じ空だと思っている

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