KIDS

  • コトノハ – KIDS

    歩き慣れた帰り道を 寒さに背を丸め歩く夕暮れこんな風じゃ 僕の涙は当分乾く事はないんだろうな 街路樹からいくつもの葉が叫ぶ怖いよ 辛いよ 離れるのは 君がくれたコトノハ散るよ 大きくなった二人の恋の樹から風に飛ばされ積もる軌跡を 踏みつけて君は どこへ行くんだぃ? 楽し過ぎた思い出も 喧嘩も束縛もダサイ嫉妬も消えて行ったよ 礼儀知らずだ 「サヨナラ」の言葉もなく 君にあげたコトノハ散るの? 大事に…

  • 38.5℃ – KIDS

    言葉の味覚に疎い僕は「さよなら」の味をあぁ、不思議なサイダーの泡のように消していくんだ 知らずに心の深いとこで境界線張ってるあぁ、僕は臆病だ いつからこんな風になったの? 「本気は損気」なんだって 君と離れてわかったよおかげで一人で生きてくための術を覚えたよ だから「38.5℃までなら君の元へ会いに行くよ」そんくらいの温度の恋を探しています お会いしませう 「この別れは高く飛ぶためのジャンプ台なん…

  • あなたがヒーロー – KIDS

    誰にも言わず一人で君がいつも探してた宝物はここにあったよ 水たまりに映ってる暗い顔もこれで少しはマシになる 誰かを守りたくて だけど守れない方が多いから頼りなく揺れてる糸を掴むんだ 目に見えないものに怯え また影を潜めてるいつの時代も君は君だ 忘れないでよ言えぬ過去の癒えぬ傷も いつか誇れる武器になるよそして誰か守れるから 「愛されすぎて弱くなってきてる」そんなわけはないよ 少しずつ強くなってる …

  • それなら僕は – KIDS

    「せーの」で走り出した僕の声は疼きだすあの日浴びた風は君の声によく似てた心に絡まる感情いっそ消してくれないか?すべての景色達が同化して僕を叩く 僕らの町をそっと染めはじめた雪たちがやけにいじらしくって僕はそっと目を閉じた 見えないもの、見せたいもの聞きたい音、聞かせたい音たちが環状線みたいにぐるぐる回ってくだけ 煮え切らない魔法がとめどない声越えていって絡まってほら、消えてくよ やがて君もいつかは…

  • さよなら – KIDS

    別れ際の君は愛おしくて 世界の誰よりも美しいそんな顔で見つめられたら もう世界が変わっていくみたいだ 僕と離れて次に君が付き合う人は どうか僕より優しい人であれ言葉にはしないけど さよなら、さよなら 二人過ごした日々よもうこんな人には会えないわかってる、わかってる でも君が描く未来には僕はいないんだろう? どこへも連れていけなかった 自分の事ばかり話したんだ今更悔やめど変わりゃしないな 二人の「過…

  • ありふれた春の中で – KIDS

    いつだってそうだ 「誰かの何かになりたい。」と思ってるけど結局自分を必要として欲しいだけなんだ 情けないよなあの夏のソーダ まだ味を覚えているんだよ秘密基地で一緒に過ごした青春の日々 今は誰一人笑ってないけど 季節は色付き始めるんだ 桜が慌てて芽吹く街を所詮四半世紀、されど四半世紀を振り返り少し笑って、ゆっくりと歩く ありふれた春の中で何を探そう?誰と語ろう?これからはさ、もっと誇れる自分に会える…

  • U-104 – KIDS

    そうだ いつだってどこにいたって不安だろ?わかるよ 「アイデンティティの尊重」 そんな時代はもうないの?他人と少し違うだけで 寄ってたかって火炎放射合言葉は「知らない。」「見てない。」 見て見ぬ振りしたやつが躱す反吐が出るほど臭い演技 原人並みの頭覗きたいんだよ そうだ いつだってどこにいたって不安だろ?わかるよ 「存在自体に腹が立つ。」 そんな言葉言われたの?ならすぐリボンお付けして 顔面に返し…

  • SOS – KIDS

    君はいつも悲劇のヒーローを気取ってるね 情けないよ知らぬうちにあの子の気持ちも 無碍にしてるSOSO 努力をせず勝利を欲しがって 手にしたのは敗北感いつまで同じ事を繰り返す? また唱えてる 「SOS」君は何もわかっちゃいないんだよ適当で済ましちゃいけないよ「栄光レス」そんな人になりたくはないだろう?それならもう少しその足で歩こう 「世界で一番辛い」なんて そんな事はどうでもいい 深呼吸知らぬうちに…

  • 正夢 – KIDS

    夢を見たよ 手を繋いであなたと笑ってる夢夢の中でキスをしたよ 会わせる顔もないほど 偽りの無い気持ち 言葉には出来なくてそれでもこの胸の中息をしてるもう少しこのままで いつの日か、いつの日か 会いたい時に会えないから また今日も夢を見る あなたの明日もきっと会えないから 正夢になればいいのに 今日もあなたは夢の中で 手を繋いでいるんでしょう? あの子と「一番じゃなくてもいい。」など あたしは言えな…

  • 記憶 – KIDS

    そんな顔しないで今日だけ笑ってよ きっとこれが最後の君の記憶になり僕が死ぬまで心で ずっと生き続けるから こんな日に思い出を語ってしまえばさ すべてが消えてく気がした何一つ出来ずに 何一つ言えずに ただ、ただ君を見つめてる 君がそんな顔をしないように 僕はずっと隣で生きてきたよそれなのに最後が君の涙とは 僕は本当に無力だ 「いつの日にか会えるよね?」 そんな言葉飲み込んだ そんな顔しないで今日だけ…

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