katyusha

あくま – katyusha

信号待ちを利用してキスした
駐車場に止めて鼓動を揺らした
今は今を止めていたい
話が尽きて あても無く彷徨い
あなたの空いた片手を少し借りた
山と谷が連なってあたしたちみたい

あなたが少し弱ってしまった時に
あたしがすぐに駆けつけてしまうから
あたしが少し疲れてしまった時に
あなたがすぐに気づいてしまうから
あくまのようにずるくなってよ

背伸びしながら大人を演じてた
ぬるくなったコーヒーを飲み干しては
歳をとったと煙を吐いていた

あなたがいつかここから逃げても
あたしはどうか追いかけませんように
あたしがいずれ崩れてしまったとしても
あなたは知らず毎日を生きてね
あくまのあたし 好きにならないで

昇る太陽捕まえてほら
結末なんて見たくないよ

あなたが少し弱ってしまった時に
あたしがすぐに駆けつけてしまうから
あたしが少し疲れてしまった時に
あなたがすぐに気づいてしまうから

あくまのように ずるいあなたを
あくまになれない あたしはずっと…

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