Karin.

泣き空 – Karin.

部屋の白い壁に染まっていった
言葉では表せない感情を壊してよ
それが君との距離感だ

記憶の片隅に消えていった
思い出はいつも夢裡の中
「最低」が似合う青空が裏切った

それは蒼い夏 不器用な優しさで
君に奪われた 季節が変わってゆく

何故晴れた空が皆好きなんだ?
私は今日も部屋の中

泣いた空が嫌われたみたいで
こんなに苦しくて逃げたい夜に
泣きながら歌った君の唄
綺麗な部分だけを歌えば良かったのかな
それ、歌わせてよ

自販機くらいの優しさに
生まれてくれば良かったな
だって私は冷たいしその分熱いの

自分に嘘を重ねていった
君はとても苦しそうで
そんな事をするなら幸せなふりしていてよ

錆びたギターを愛した君は何も歌えない
今日も雨だから窓は開けれない
君の香りが残っている

いつも会える日は雨模様 寂しくて
「似ているね、嫌になるくらい」
傘も持ってない君が言う

割れたピックが私の心
切れた弦が君みたいで
傷ついたんだ 呼吸も出来ないくらい
何故晴れた空が皆好きなんだ?
私は今日もうたうたいで
綺麗な部分だけを歌えば良かったのかな
それ、歌わせてよ

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