Karin.

  • 息を止めて – Karin.

    姿を変えても君をまた好きになってしまうんだろうな交差点で息を止めて歩く儚い休日の午後に 恥ずかしくなるほど夢中になった私達って「どこで間違えたの?」って笑う君が嫌いだ この気持ちは確かに存在してなかったことにするにはちょっと重すぎるそんなのわかってるよ わかってるけど君を忘れるには遅すぎた 「この道を真っすぐ歩いて行ったら君のお家だよ」って何食わぬ顔で残酷なことを君は言うんだ 自分の為だけにあった…

  • 初恋は – Karin.

    初恋はいつだったかな「ちゃんと覚えてたら良かったな」なんて言って照れてるのを誤魔化した 君のことを忘れたくはないけど私は次に行かなくちゃわかってるよ 思い出すのは君が私に教えてくれたこと 愛はきっとここにある確かに君が与えてくれたんだよでも証明できなくて本音は終わりを告げている 素直になれたら変わってた?時間が経つと不思議なものでもう一度って願っちゃうのってなんでなんだろう わかってたのに 伝えた…

  • 幸せを願えてたら – Karin.

    ねえ君の幸せを願えてたらきっと夢なんか見なくて良かったの?私だけが生きてる空虚の中わからないことわからないままでいよう 私が知っている彼じゃない私は一体彼に何を求めて何を知ってた?わからないのは自分だったりして 恋しい孤独心に打ち込まれた杭はいつか溶けてしまうけど 愛おしいと思えば思うほどそんな言葉だけではつまらない消えないでいて言いかけた言葉に期待してたの 私一人で 地下鉄の中を通り抜けてもそれ…

  • 私達の幸せは – Karin.

    君はいつも叱ってくれないから冷めた愛情をずっと枕の隣に置いている全て忘れてしまっても良かったから上手く感情が言葉にできないときも笑っていて 期待して何が変わるの?鋭く尖った過去の私も子供だったのにそれを忘れて煌めくことを諦めたくはない そう言ってても忘れちゃうんだよ 朝になると君は寂しくなって手を握ったりしてそっと頭を優しく撫でてくれる いつまでもこの幸せと一緒に居られるとは限らないでしょう?わか…

  • 結露 – Karin.

    疲れてしまった君の為明かりを消した会わない方がいいと思ったけど今日を終わらすことを したくなくて困らせた沈黙を拒んで必死になったいつも話すのは私からでも あの時手を握っていればわかったはずでも押し付けることはしたくないくだらないこの愛を君は笑うかな私達は今出会わなきゃ良かったな 形を変えて愛になったこの甘い痛みを知らないふりをして抱えてたのにある日全部壊した 改札前で立ち止まる約束をしなかった 嫌…

  • 会いに来て – Karin.

    夜が朝になる頃この時間だけが虚しくなって誰かが見つけてくれるそんな自信 私にはない やっぱり気にしちゃうんだ周りに溶け込めているかな聞こえるのは私の鼓動あの時はもっと素直でいられた いつもより君が悲しそうなんて声を掛けたら良かった?自分の為じゃないけれど会いに来て「心がない」なんて言わないで 明日になると忘れてる覚えてるのは私一人できっと気を遣わせて不器用な自分が嫌になる 今日の月は消えちゃいそう…

  • 永遠が続くのは – Karin.

    「大人になったね」って君が言うからそっと片手を君の方に伸ばすそんなことをしてもいつも届かなくてどうやっても目が合わないまま 嫌いだよって私に笑いかける君のことが本当に好きで愛おしかったよ ねぇ遠回りをしても終わりが近づいてくるのはきっと永遠の見過ぎか隣にいても足りない幸せが浮かぶのはまだ私が小さいから 月日が経つと私達も変わってなんであの時別れを選んだの?あと1分だけ此処で立ち止まってよ寂しいだな…

  • 貴方に会いたいのに – Karin.

    瞬きする度に自分が居なくなって優しさだと思ってた悲しみに振り回されて遠くなっていった幸せを今感じて 誰もが夢見ていた大人の定義だとかわかるはずもないのに話してたいつかなんてさただの憧れ大事に閉まっておこう 素直になりたくて泣いた「もう頑張ってるよ」と声を掛けてあげられなくてごめんなさいでも本当の素直ってなんだっけ? 私は貴方に会いたいのに意地悪なことを言うからきっと終わりが見える瞬間はこういう時な…

  • 嫌いになって – Karin.

    二人で知らない各駅停車に乗って君と観た景色は確かに綺麗だった本当の気持ち伝えられるかな厚紙の切符を握った 形が変わるくらいに君を愛していた一つになんかなれなくてもいいように隣にいるから 「嫌いになって欲しい」と言った君も全部好きだよ君と塗りつぶしたあの長い夜に夢を見ることを知って焼けつくように感じたあの気持ちが苦しいの溺れるくらいに二人濡れていたもう戻らない夏 一向に出口が見えないこの世の中で同じ…

  • 空白の居場所 – Karin.

    愛のない世界で生きる決意を今したところで信じることを諦めちゃうなら裏切られることもないんでしょう? わかってるよ一人で生きることはできない自分に自信なんて始めからないそれでも君が観ているその景色を隣で眺めることくらい 「ありがとう」ってなかなか言えない君の全てを理解してた訳じゃなくて冷たくされると思っちゃうんだ君の気持ちを知ろうとも思わなかった 寂しさを埋めてくれる居場所はいつも空白で誰かの為に何…

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