KANA-BOON

シャッターゲート – KANA-BOON

傘に隠れて立って
罵声の雨止み待って
嘆いて 吐いて 絡まって
何も言えないな
感情は陰に頼って
鑑賞家 病みに腐って
異常が正常機能して
正しさは何処

さぁ忘れよう
君の目に映らない化物の声
路地裏を抜けて行け
雑踏を闊歩 エンドウォーク

日進月歩 燦然葛藤
タイトロープ 押し合って 引き合って
最後のひとりへ
千人戦争 万人決闘よりも
一途 君と君の競争 今日も

誰それが躓いて
赤い血が垂れ落ちて
群がって吸い尽くすような
やましさに慣れていった
誰彼が頷いて
誰それが首振って
対岸の火事を笑って
正しさも無い中で

日進月歩 燦然葛藤
誰も興味なんて一切無い
実際はただの余興
関心だって 秒針に乗って消える
いつかの回想 所詮そんなものだろう

音の無い声がぶら下がる
土砂降りに打たれ膝をつく
表通りは何事もなかったようなパレード
その耳で何を聞き その目で何を見る
それだけがすべて 君だけの世界よ

劣心結党 敢然脱党
誰も仮想大将 干渉材料 探し回って
貪って 吐き出して笑う
いっそ電源を抜いてしまえよ

日進月歩 燦然葛藤
誰も立ち入れない 押し入れない
君の心に ボーダーラインを
シャッターゲートを立てる
一切の害を止める その声で

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