KAKASHI
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ドブネズミ – KAKASHI
いつかは終わりが来ると分かっていて歩き続ける僕が馬鹿らしいどうせ「いつか」が来るのならそれまではもがいてみようと思うんだ 劣等感 敗北感 隣の芝生の青さと罪悪感 優越感 時間が止まったみたい 何度も夜を越えてきたけど越えるたび募る焦燥感結果社会で泥だらけの美しさなど必要はない いつかは終わりが来ると分かっていて歩き続ける僕が誇らしいどうせ「いつか」が来るのなら何度でももがいてみようと思う「写真には…
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変わらないもの – KAKASHI
さよなら告げたはずのあの日を思い出して寂しくて 悲しくて戻りたくなったりするけど今さら戻れない事を悲しむ時間はない寂しさも 悲しさもいつか消えてしまうだろう 大切な事を忘れていったりあなたの声を忘れてたり失くしていくものが多すぎて嫌になってしまうけど いつまでも変わらないそんな物を探して「ちっぽけな願い」だって笑われても構わないよいつの日かこの今も過去に変わってゆくそれでもきっと心に残るものがいつ…
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コーヒーとオイル – KAKASHI
デミタスコーヒーとタバコの匂い今年は花を渡せなかった悲しみで満たす 頬をそっと拭ってくれる 左手を もうすぐあなたと過ごした日々が過去になってしまうもうすぐあなたと過ごした日々が思い出になっていく 笑顔をずっと忘れないその声をずっと忘れない涙はきっと乾かないけれど零れないように歩こう エンジンオイルと大きな声面影をそっと自分に感じた喜びに満ちた ありふれた日々に突然降り注ぐ雨の音 もうすぐあなたと…
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旅立つ夜に – KAKASHI
ねえ いつかの未来の事本気にしてていいからもう少し歌わせて欲しい ごめんねねえ いつかは終わるけれどそのいつかを待てるかい「大丈夫」って言えないのが 情けない 自分の未来ばかりを語って二人の未来はどこに行くのか今夜からまた旅に出ていくよ行ってくるよ、また。 旅立つ夜にあなたがいて帰りをあなたが待っているそれが何よりも きっと何よりも理由なんだ 全てなんだ旅立つ夜が寂しいのは僕も同じだけどあなたに言…
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愛しき日々よ – KAKASHI
ねえあの日の事覚えてる?なんにも変わらないと泣いた夜の事ねえあの日の事覚えてる?なんでもない夜の事 ねえあの日の事覚えてる?優しさが痛くって泣いた夜の事ねえあの日の事覚えてる?あの日も確かこんな夜 ああ こんな日々が続きますようにと願いながら永遠じゃない事を知っているだからこそ愛しき日々だ こんな夜を越えて来たんだ笑い話になる隙もないくらいに笑いながら歩いてきたこんな夜も今は悪くない闇の中さまよっ…
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信じている – KAKASHI
信じられないんじゃなくて 信じたくないんだ聞こえないんじゃなくて 聴きたくないんだ心はいつも何かのせいにしたがった自分を守った 心を隠した それすら隠していつか心を失くした分からなくなって泣くしかなかった泣くしかなかった 泣くしかなかった 信じられないんじゃなくて 信じたくないんだ聴こえないんじゃなくて 聴きたくないんだ信じても聴こえても裏切りが付き物悲しさは消えないけど 信じて欲しい 聞いて欲し…
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心向方向 – KAKASHI
無駄じゃない 無意味じゃない繋がっていたんだよ。少しは信じた甲斐があったと思う。否が応でも過ぎる毎日は音もなく否が応でも生きる 生きていく。 与えられたものでは満たされない心が叫び続けている 夜明けを待っている例え道の先に 絶望があろうとも手を伸ばし続けた 死んだまま生きていけるくらいなら何も怖くはないだろう心の向かう方へと今は行けばいい始まりを、今。 正解 不正解 疑ってたんだよどれだけ信じてた…
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本当の事 – KAKASHI
流されていればラクだったんだ。自分を持たなけりゃよかったんだ。置いていかれちゃえば終われていたんだ。認める事が恥ずかしかったんだ。本当はずっと分かっていたんだ。自分の気持ちに気付いていたんだ。このままじゃ僕はダメになるんだ。だけど変化が怖いんだ。 いつだって僕はズルいから。ズルい事さえ言い訳にしている。 今本当の事を話すなら「くだらない」と言ったこの人生さえも愛している事をあなたに分かっていて欲し…
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夢が終わる夜 – KAKASHI
いつか描いた夢が終わる夜はあなたをきっと思い出す。ずっとあなたと共にある。 あなたの事だからきっと心配は無いと思ってる。変わらないため変わり続ける。それが全てだった。 明日など分からないから今だけを生きている。大丈夫だよ、間違ってないよ。いつかまた どこでもいいあの日々を笑おう。 いつか描いた夢が終わる夜はあなたをきっと思い出す。それを優しさだなんて思わない。だけど描いた夢が終わる夜はあなたに此処…
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幸せ – KAKASHI
抱えきれないもの少しだけ降ろす事それが出来れば苦労しないな。何を言われようと降ろせないものもある。どうしても一人で抱えたいもの。数え切れない程少しずつ捨ててきた。何を捨てたかも覚えていないや。その中にもきっと本当は失くせない大切なものもあった気がする。 失くした「それ」に気付いたところで今更手遅れだと思うけどまだその手にあるものを見逃さないで。僕らきっと選んでいいんだ。「失くす事で輝く明日」を 幸…