JYOCHO

こわかった – JYOCHO

雪が飛び降りていく「紅く、咲かせた!」
移り変わりが こわかった

はやすぎる心音に 置いて行かれる
“沈黙が欲しいのは?”

哲学が解けていく 世界の地図だ
秘密を注いで

待ち合わせを話した
“生きたい”と、思った

移り変わることが 正しさを少しだけ 抱きよせるから
あの頃から進んでいた おなじ歩幅の中 歩んで行く今も

夢は重ね塗りした “理由の理由”
「次は、何色を塗るの?」
ほんとうは 止まり続けるものが無いから こわかった

途絶えて離れていく 一つひとつずつ 塗った色を落とす
あたらしい種を蒔いて おなじ自分をみて 心をえらぶよ

「溢れている空に 対えるか」
約束した

通り過ぎていく 待ち合わせ場所を
「また、どこかで会えたらいいな!」

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365 – JYOCHO

両手でふれた熱と両耳がふさがるほど視界は迷い込んでいく声が螺旋状に伸びたあなたと分け合ってる一つの球体を分けるナイフとフォークを出して 捧げるものは無くていい6

あの木にはわたしにないものを – JYOCHO

涙は燃え落ちた 心臓なくしてどうして生きるのに 冷めた砂を食べるの?彗星は 屋上で落ちるまねをしたのかどうして脚の無い夕焼け 森を見せたの?あの木にはわたしにな

太陽と暮らしてきた – JYOCHO

振り返れば もう戻れないから目を閉じるとその沈めた影咲いていた 花を照らした祈りでは届かない距離だ描いていた 忘れていたこと凍った太陽と燃えていた指針を振り返れ

安い命 – JYOCHO

最近の話をしていた 誰かの命が消えて行く毎日だろ最近の僕らは少しの 要らない強さで生きていくのだろ安い命に変わってどうして 無関心に僕らは歩んでいくのだろう?画

故郷 – JYOCHO

幼少の景色に雨が降る何かが何かが消えていく気がついた頃、掌にある想いを繋げてきたのかなこの街と話したことはない守りとしるしを映してた記憶を繋げていくのは、今見え

family – JYOCHO

君が産まれたら 光と握手して言葉を覚えたら 七つを数えよう悪いもの取り込んで 汚れていくのだろ少しずつ観えてきて 優しさ手に入れた朝が来たから 今日を祝福した今

グラスの底は、夜 – JYOCHO

覚め ない 終わ りの ない 夢が僕に 今も 離れ ずに いる こと大事な話が 届かない“理由”。伝える 芸術がないから?思い出した春の匂い 焼けてる赤い虹を見

三つに分けること – JYOCHO

サイレン鳴らす この星空に渡り鳥は 夕日をはこぶ悩んでいた 星座の組み合わせは無意識の中 レールを積み上げてた13月染まった 駅への予定を戻す続いていた記憶は 

ほんとうのかたち – JYOCHO

繰り返すことばで 何を得られたのか残された僕たち いつか知れるのかな悲しいのは涙を 土に還したいから踏みながら進んだ 熱さえ消えるだろう「最後まで君でいてね」っ

hills – JYOCHO

此処からでは届きにくい叫んだ声と繋いだ手は命の上に命が立つ 平等・道徳は反するもの?フラクタル感じ取る海岸線 どうして心はそれに惹かれるの崩れる笑顔で泣く あな

碧い家 – JYOCHO

月をみていた見慣れた春が無かった頃は 正しいことが唯一だった二つの木の前に並べられた 壊れた誓いが込められている( 一つ) 舟を建てる 欠けた倫理を治す( 二つ

Lucky Mother – JYOCHO

めざした北の地図の上、あの地平線に呼ばれ海にとけてみたんだ。あなたは反対色の宙と瞼をかさねてゼロを創った

互いの宇宙 – JYOCHO

相変わらず 君は感覚で辻褄合わす 互いの宇宙を相変わらず 君は感覚で壊し合った 互いの宇宙を自転を止めて 目を覚ましたいつなら 眠れるだろうか会えないなら 空っ

ユークリッド – JYOCHO

平行線の中に 見えた街の温度鏡を使う あなたを映す周る衛星の中に いれたらいいのにな解りあえない わたしが遺る僕は 記録が うまく出来ないから「もう、“何か”を

pure circle – JYOCHO

ただしさ 此処には無いとおもう欠片を用い 命で逢わせていく視えない 繋がる手が在るという眠りにつく前に 鼓動が揺れる証を聞かせて回転する同じ風景の中に円を形成、

Aporia – JYOCHO

途切れた 空白をうめる パズルのように視えた意味もなく 導かれていく 潜在している習性だふえてしまう こわしても世界は証明をえらび 自我も無く過去を愛す離れた回

my rule – JYOCHO

秘密がある 視えた波形声がないと 退屈だな人はまぶしい のどが渇くたべた魚も見つからないな避けられない むかえが来たら私は罪を回想させたみつからない 重さの例え

つづくいのち – JYOCHO

高く並べられたものを見て“価値のあるものになれ”と無感情の渦に 惹かれつづけていく淡く 既に散らばった いのち価値あるものとは、何故?聞こえづらいようで 聞いて

わたしは死んだ – JYOCHO

深く沈んだ 身体の感覚は 無くなりまだたくさんあったのに“あなたに伝えたいことがあるから”暗く底がみえる 視点の居場所はないから「わたしは、きえた?」“あなたに

美しい終末サイクル – JYOCHO

落ちた花びら つかんでいく初夏の終わりにあなたと同じ 切り取った景色をなぞる 暮らしをしよう過去は狂っていく世界のルールを決めていく心はとおくベッドに就いた 目

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