不思議な形に
切り取られた空見上げてる
雲が流れてる 別に 何も見えない
あれはただ そうただの 白い雲だよ
投げ出した体は 手も足も頭もぜんぶ
重力に逆らうのをやめたらしい
こんななりをして これだけでしかない
ぼくがいる 何をしてたのか
思い出せない
どうでもよくて 気持ちが良くて
なんの疑問もなくずっとこれが続くなら
それでもいいな それならいいな
なんとなく気怠く風邪をひいちゃいそうな午後
2時5分
今僕の脳波は
何にも書いてない五線紙みたいに伸びきってる
あ 来た 来たかな 研ぎ澄まされてく
奥の奥の方で 勝手に育って
いつかあばれだす
油断をさせて つかまえにゆく
夢と力あふれ 僕は天才に変わる
あと少しだけ あと少しだけ
明日出来ることを今日やる気になるなんて
笑うよね
わかってるけど
どうでもよくて 気持ちが良くて
なんの疑問もなくずっとこれが続くなら
それでもいいな それならいいな
なんとなく気怠く時の隙間に落ちてゆく
油断をさせて つかまえにゆく
夢と力あふれ 僕は天才に変わる
あと少しだけ あと少しだけ
どうしようもない波に呑まれてしまうまで
あと5分
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