indigo la End

夜光虫 – indigo la End

束の間だった
あなたは浮かぬ顔だった
通りで苦しいわけだ
まだ朝だった

眠れないだろう
限りもないだろう
話せる友もいないから

切ない想いは
心の中で旅立たせない夜光虫さ
消せない想いが
光るこの夜
泣き虫はまだ闇に溶け込んだまま

打ちかけだった
文字が踊る様見てた
誰に向けた悲しみか
それとも憎しみか

崩れないだろう
こんな人生じゃ
大して価値ない喪失だから

切ない想いは
心の中で飼い慣らせない夜光虫さ
消せない想いが
光るこの夜
泣き虫はまた闇の先を怖がる

胸のつかえが脅かす
おんなじリズムで轟かす
失うことで生活が並んでいく
慣れた先は

どうしてだっけ
いつからだっけ
眠る時間がわからなくなったのは

触れ合う喜び
それと同時に
無くなるはずと夜光虫が
誰の幸せも願えぬ心
日の光で赤くなった

切ない想いは
心の中で影を育てる夜光虫さ
消せない想いを
浮かべたばかり
そんなことより
もう朝だった

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