indigo la End

不思議なまんま – indigo la End

つなぎ目のほんのちょっと
もう少しで見えるのに
胸の鳴りが聞こえると
目が霞んでしまうんだ
奥から覗いたメランコリー
ザワザワしたのは家の中
明日が良い日であれば

あきらめきれない虫の息
さよならするのは難しい
言葉にならない爪痕を
眺めながらでも生き抜いて
仮説を立てては間違えて
嘘までついて引き止めて
それでも続き変わってく
どうにか明日生き抜いて

トキメクまんま
有り難みの化身は
遅い業を全うするんだよ
不思議なまんま
生きてく向こう岸が
明るい保証はないけれど

ガラス玉の中心を
触るみたいに歩こうよ
風船も持って飛べるように
いつかきっと

騒がしい街で口笛を
耳をすました誰かへと
これから変わっていくように
祈りの音よ静かに鳴って

思い出ばかり
口を揃えてばかり
そろそろやめにしてくれよ
少しくらいは
羽ばたく夢を買って
続きにばらまいてみてよ
トキメクまんま
有り難みの化身は
遅い業を全うするんだよ
不思議なまんま
生きてく向こう岸が
明るい保証はないけれど

明日も同じつなぎ目を
見ようとしても変わってて
奥に手を伸ばす勇気もないだろう
でもきっと生き抜いてる

不思議なまんま
意外と歩いたんだ
あきらめてはいないからね
弱くていいし怖くてもいいらしい
意外と厳しくないんだよ
トキメクまんま
有り難みの化身は
遅い業を全うするんだよ
不思議なまんま
生きてく向こう岸が
明るい保証はないけれど

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