In 197666

BouQuet – In 197666

全てが愛しくて 全てが愛しくて

絡め合わせた手 溶け合う唇
鏡越しに背中を見た

確かめさせた目 閉じた唇
期待通りに動く指先

鼻を擽る甘い香りに
永遠は息を潜めた

何も要らない 時間だけが過ぎ
束ねたセツナ差し替えずにいても
どうしてまだ咲き続けているの?

全てが愛しくて 全てが愛しくて
触れる手だけ感じていた
全てが愛しくて
止まらない想いを包んで

その微笑んだ目 添える唇
嘘付く時のいつもの癖

何も言わない 時間だけが過ぎ
重ねたセツナしまわずにいても
どうしてまだ泣き続けているの?

全てが愛しくて 全てが愛しくて
このままでも良いと思えた
全てが愛しくて
この場所にアナタが居るから

泣いて 笑って 過ごす日々に
コレ以上何も要らない
だけど一つだけ約束して
君が求めるその時は側に居て
側に置いて

心が求め合う侭に アナタに溺れてしまえば
束ねたセツナ解けるのを 止められないから
全てが愛しくて 全てが愛しくて
自分さえも失くしていた
全てが愛しくて
今アナタの全てが欲しくて

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