助けて その声は
どんなに叫んでも
届かない 届かない
雲間からのぞいた 白い月を見上けて
ひとりため息つく
とおく羽ばたきたいと願いながら
やがて明ける空に怯えてる
いつか傷ついた心を見つめて
平気だよと強がってる
今風が吹いて
寄り添う木々は愛をうたい
涙に濡れた翼 やさしく撫でる
明日飛べるから
今は翼 丸める君に
いい夢を見なさいと
光か包んだ
信じて この声は
淡い眠りの中
聞こえてる?聞こえてる?
朝焼けの向こうに 光たたえた翼
ふわり 浮かび上がる
とおく呼ぶ声に目覚めた君は
それは“しるし”だと気づいている
飛べる その心を強く信じて
時が来たと顔を上げた
今 風が吹いて
寄り添う木々は愛をうたい
光り輝く 翼やさしく撫でる
きっと飛べるから
過去をふり返りそうな君に
前だけを見なさいと
明日へ導く
昨日流した涙 朝露に抱かれて
新しい光に照らされ
青く澄んだ 空に還る
今 風が吹いて
寄り添う木々は愛をうたい
光り輝く翼 やさしく撫でる
翼はためかせ
飛び立つ君が残す羽は
いつまでも柔らかな
光を描いた
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