僕ラノ戦場 – IA

テストも近い晴れた日の 昼休みにあの子は言いました
「私全然勉強してなくて 今度こそ本当にまずいなぁ」
それをまんまと真に受けて ついに遊び呆けて何もせず
前日にヤバイと気付くような 今もそんな毎日をずっと続けてます

適当に生きてきたつもりが ふいに誰かにバトンを渡されて
少しでもスピードを落としたら 「周りは頑張ってんだろ」ってね
ちょっと足がもつれた程度でさ 「こんな事もできないのか」ってさ
参加した記憶など無いレース 今日も牛が荷馬車に揺られてく

一夜漬けも 付け焼刃も
とっくに通用しなくなっていて
あなたが言いたい事 もう分かってるよ
それでも僕の居場所は ここじゃない気がして

「もう信じられないよ」って泣いた あの日の影が揺れる
今は泣けないよ 泣く力がないよ いつの間に 忘れてしまったのかな
何が好きだったんだっけ ほら

頼んだ覚えなどないのに ご丁寧に愚痴まで拾われて
正論羅列されて諭されて 言いたい事も全部無くなって
君よいつも聖人であれ できなくともそのフリだけしてろとさ
したら誰も君を貶(けな)さないよ 中身なんて覗けやしないから

見て見ぬ振り できないほど
嫌なことがあまりに多過ぎて
誰に指摘された わけでもないのに
一人で勝手に傷付いて 自分が嫌になって

でもさ 本当は気が付いてるんでしょ
頭が死んでしまったのはさ
言いかけた言葉を 全て飲み込んで
殺してきたからだろ

遅いか早いかの違いだけさ
気付いたなら 行こうぜ

「もう信じらんないよ」って泣いた あの日の影が揺れる
ねえ見えるかい 僕は今でも
君の帰りを待っている

もう何でもいいよ 起死回生でも 背水の陣でも 僕に力をくれよ
泣けないよ 泣くつもりもないよ ゼロからだって また歩いて行けるよ
くだらない僕らの戦場を
生き抜け