Helsinki Lambda Club
バロンダンス – Helsinki Lambda Club
君が死んで本当によかった
会話にもしばらく困らないから
沈みゆく下水道の海を
孤独さえもここじゃ優しい
君が部屋を出る音がこだましてる
窓の外の月に僕は見とれてる
笑っている
悪魔にそそのかされたのさ
終わることのない夢の中
割れたガラスを踏み踊るのさ
懐かしい気分で
嘘を吐いて金を手に入れる
削るほどの身は残っていないから
裏切られることも厭わない
殺し合うより許し合う方がいい
最低を知って僕は美しくなる
すれ違いゆく友を恋しくなる
会いたくなる
悪魔にそそのかされたのさ
終わることのない夢の中
割れたガラスを踏み踊るのさ
懐かしい気分で
もう行かなくちゃそう思ってる
ガラクタを抱えて立ち止まってる
悪魔にそそのかされたのさ
終わることのない夢の中
割れたガラスを踏み踊るのさ
全てがただの物語さ
古ぼけた町の光の中
夜明けを待つ目の純粋さに
祈る
この思いがうまく伝わらない
全部僕が悪いと言えば満足?
この思いがうまく伝わらない
傷を隠せばそれで君は満足?