Hattch

有機式の時刻計 – Hattch

時計を動かす振り子のように 行って帰ってを繰り返している
眩しく揺らめく路面の熱に 脆い石では崩されるだけ
重たい影を引き摺りながら 追い込まれる 追い越されてゆく

重ねてゆくのは何故?
削られていくだけの日常の中で
捜しているものは何?
投げ出してしまえたら 違う自分を手にして
誰よりも高く 登り詰めるかな

止まらないで回る秒針のように 息つく間もなく急かされている
吹き付け続ける抜かりない木枯し 堅い石でも風化してゆく
冷たい風を掻き分けながら 追い掛けてる 置いて行かれる

続けてゆくのは何故?
奪われるためだけの規律の中で
求めているものは何?
諦めてしまえたら 違う時間を歩いて
此処よりも遠く 辿り着けるかな

重ねてゆくのは何故?
削られていくだけの日常の中で
捜しているものは何?
手放してしまえれば 気楽になれる

続けてゆくのは何故?
奪われるためだけの規律の中で
求めているものは何?
何時までも進むのは 時を越える自由を
費やした想い 刻んでいたいから

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この先の何処かに – Hattch

突然のことに 上手く理解できなくて見えるもの全て 灰色に染まる探して見たけど 欠片さえ残らずに過ごした月日が 掛け替えが無いと云う事溶ける 何一つ手掛りも無く遠

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まどろみの中聞こえて来た 旅立ちを告げる声まちくたびれた昨日までと 何も変わらない朝いつかこんな時が来て 全てが晴れ渡ってゆく求めた喜びも 楽しみも どれも思い

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サラム – Hattch

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