Hattch

新しい世界は – Hattch

荒れ狂う海へ 小舟で向かう
虚ろな日々を 振り切る為に
ささくれる波に 怖気づくけれど
潮時なのは 眼に見えているから
遥かなこの海の向こうに在る筈の新世界へ

襲われるうねりの中で 見失いかけても
漕ぎ続けてゆく他はない 他はない

荒れ模様の海に 一人で浮かぶ
焼け付く昼も 孤独な夜も
渦を巻く波に 嫌気がさすけど
今更元へ 戻れはしないから
見渡すこの波の向こうに在る筈の新世界へ

打ち寄せる波の花のよう 舞い上がれるのなら
乗り越えてゆく他はない 他はない

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この先の何処かに – Hattch

突然のことに 上手く理解できなくて見えるもの全て 灰色に染まる探して見たけど 欠片さえ残らずに過ごした月日が 掛け替えが無いと云う事溶ける 何一つ手掛りも無く遠

まどろみの中で – Hattch

まどろみの中聞こえて来た 旅立ちを告げる声まちくたびれた昨日までと 何も変わらない朝いつかこんな時が来て 全てが晴れ渡ってゆく求めた喜びも 楽しみも どれも思い

サラム – Hattch

渇いている街並みを オレンジ色に染め上げる夕焼けのように響く 誰かが呼びかける声集えよ迷える者 祈りを捧げる時叶えたい想い 花束のようにひとつになって暮れゆく世

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何も無い野原に出掛けよう忙しい日々を忘れよう駆け抜ける季節と 迫る期日も好きなように出来ない 思惑を離れて落ちてゆく無垢な眠りに心地好く今は任せよう少しだけの休

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回想列車 – Hattch

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