HARCO

秋めく時間たち – HARCO

隙間風 ふいにめくられた
ページの音で目覚めて切なくなる
色付いた木々を照らすのは
けして急がない真っ白な月

巡る季節はいつも通り
僕の胸を震わせる夜運ぶ
何度目の季節になるだろう
何回目の夜を数えるだろう
明日はどこに行くだろう

いたずらに闇を怖がれば
瞬く星の声は聴こえなくなる
夜露に濡れて咲く花にも
言葉は宿る 耳を澄まそう

日々の迷いはいつものように
熱い胸を流れてはやがて消える
何度目の眠りにつくだろう
何回目の朝を迎えるだろう
あと何度 夢を見るだろう

秋めいた街をあとにして
旅を続ける真っ白な月

巡る季節はいつも通り
僕の胸を震わせる夜運ぶ
何度目の季節になるだろう
何回目の夜を数えるだろう

あと何度 夢を見るだろう
明日はどこに行くだろう
あと何度 朝は来るだろう

人気の新着歌詞

天気雨 – HARCO

少しだけ眠い月をこすって歩くのは曇った午後3時いつもだったならば向かった駅のまわりのビルを見上げるのに俯いたままいくつもの雲を感じるたびむなしさに押しつぶされそ

メニュー – HARCO

心がフィットする絹のような人に出会えたのに言葉がリードする怪訝な夜が僅かな日を吹き消す暗闇のなかで握り続けた 手のなかに無数の星屑ひとつも関心が持てないから そ

嘘つき – HARCO

人込みを避けては静けさに戸惑うふいに君へと切り出したのも実は嘘なんださよならの代わりは幾らでもあったのに手をかざしても瞬きをしても本当にはならない僕はずっと変わ

月面 – HARCO

月面に今すぐ降り立って僕は手に銀のナイフをクレーターを切り裂いて君の部屋を覗いた泣き寝入りしている朝方 酷いやつはいるのさ爪先を揺らし憂鬱を蹴散らした真面目に生

お引越し – HARCO

明るい気分と共に目を覚ます天候はおそらく午後から崩れる窓際でずっと空元気を振りまいては今日のこともすぐに忘れてしまうよと野良猫に話す切り絵のような町を抜けてああ

カーブミラー – HARCO

用水路に沿って続く8月の日影から飛び出せず息を詰まらせていた他愛もないはずの道の白線にふっと湧いたためらいの言葉を浮かべてみればカーブミラーに歪んで映る僕の全身

Be nice to me – HARCO

No catch, no stringsNone of the usual thingsI'm happy just to lay and lookLet's

No Gravity – HARCO

枯れ木を集め日を焚けば視界が揺らぎくたびれた片膝に顎を擦り付ける火の粉たちの手招きが揺れるレム睡眠の悪戯で寝ては目覚めて夢と夢の隙間でコップを握ってた何が起こっ

ハミングライフ – HARCO

さあ どこへ行こう 舞台はいま見てるすべてアスファルトに映るぼくらは重なり合い また離れていったああ きみの書く文字のかたち 声のひびき胸の中で強く思うよ 願い

思いの丈 – HARCO

スタンドアップコメディのギャグのけぞって笑う君が こぼした赤ワイン張り替えたばかりのソファに鮮血が走るワンステップ 大人になろう冷蔵庫を開いたら 腐りかけのチー

怒れる太陽 – HARCO

ひび割れる空 片目を閉じて誰もが息を飲み込んだ腕を伸ばした太陽が人間を握りつぶした最初の日空に浮かんだカンガルーの子供たちサバンナの雲のなかへ服をなくした地球を

夜の海とアンクレット – HARCO

稜線を跨ぎ近付くジャイアント竦んだ足で立つ僕にさっきまで見ていた星 ひとつくれたよ月見草が首をもたげ 彼女の居場所を隠す道を遮る魔女から 思わず飛びつきたくなる

いつも心にハンドブックを – HARCO

降りしきる雨の中を買ったばかりの長靴でいつもの小さな駅まで君を迎えに行く電車の音がする前に今日という日を名付けようすぐに忘れたっていい 鳥や木の名前でもジャガイ

Lucky Stone – HARCO

やぁ、どう元気?いつの間にか 落ち着いた色が似合ってる正午を過ぎた透き通る午後のなか君はきっとラッキーストーン いい天気インディゴブルーの月曜日を束ねて鞄にしま

Twittin Roll – HARCO

子供達が 声を張り上げて子犬たちが 街を駆け抜けて小鳥たちが さえずりを放つチュピチュピチュピチュパ チュピチュピチュピチュパチュピチュピチュピチュパ チュピチ

暮らしのアイデア – HARCO

窓を開けて吹き込んだ最初の風のような閃きが僕らの中に生まれやすいこの頃小さく立ち上がるのはコーヒーポットの湯気と二人が無理なく出来る暮らしのアイディアchu-c

Two Tone – HARCO

渋滞を横目に国道沿いを Walkin'川幅が広がっで海が見えて来る頃には思い出したように波風が奮い立ち君は誰かがサーフィンするのを見ていた砂を巻き込むようにいつ

Lamp & Stool – HARCO

ランプを灯せばみんなが手を叩き言葉に詰まる君を見つめているあのときもこのときもはぐらかすのは今日のため枝を集める鳥のように部屋を飾って待っていたランプを灯そう 

青い潜水服 – HARCO

水族館では 長い休憩と器用な動きで鮮やかな技僕がグレープを買ってくる間息を止めていた 青い潜水服疑問を晴らした男、大人 匂いを隠した女、大人態勢を変えて赤面 明

C線上のワーカホリック – HARCO

頭を掻きつつ思案にふけっている作家 外では子供の声何遍でも言葉を書き換えてその意味があるのか 背後に問う強い風が吹き込んでくる部屋で聞く アトランティックの音昼

Back to top button