Half-Life

夏の終わり – Half-Life

蝉の声 遠くで 踏みつぶした
抜け殻の音を 死骸は 空気に触れ
哀しい匂いを撒く
夏の太陽 やがて あの日の月と
比例する 冷たい熱帯夜 心だけが凍る

笑った顔が揺れる 蜃気楼の果て
記憶 湿度 空想の中 焦げた肌に残る傷跡

そして夏の終わり 満ちた言霊
もう見えない 小さな夢食い
また会えるかな? 夏が来たら
聞こえないフリをしたサヨウナラ

蚊帳の外 煙さえ 渦を撒いた
枕返しと 掌 滲んだ 紅く晴れた結晶
錆び付いた 無人バス 秘密基地は
夜を越えて 鉄道を 走って行く 物語の様な

遠く泣き崩れた声 最終回という結末
樹木に託す儚い思いを 何時か開ける時が来るまで 待て…

百鬼夜行のパレードの中で 繋いでた手と手
ずっと離れないあの約束を 祭囃子が書消したら…

また夏の終わり 満ちた夜の底で
泣き言遠く響かせた 花火が咲いた
すぐに消えた また会えるかな?
夏が来たら…

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アオイ – Half-Life

いつもより少し早く目が覚めてしまったなぁ年々重なった不安に無理矢理起こされてしまったなぁ母親から着信があった画面をテーブルにふせ「何とか元気でやってます」心の中

夢追い人 – Half-Life

今日も汗臭い労働からの帰り道に何を思う?鮮やかなビルのショーウィンドウに出来損ないが映っている万年床の秘密基地に潜り込んでは叫んでいる「やり残した事はないですか

柿ピー – Half-Life

あたしがタバコならあなたはそれを燃やす灯火ですあなたが消えそうな灯火ならあたしはそれを燃やすロウですそうやってそうなってあたしが柿の種ならあなたは隣の口直しピー

GRAPH – Half-Life

今日もダラダラと寝転がって内容の無いような毎日を淡々と呼吸をして「あぁもうこんな時間か」って呟き詰め込んで隠した後悔を幾つか引っ張り出したけど「めんどくせぇ」っ

街 – Half-Life

やりたくない事はやらないって正論を認めたくないだけあくまで一つの意見だって避けてる分が悪いのは十分承知だよそれでも流れに逆らってこの才能の背伸びを続けるよ誰だっ

after room – Half-Life

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How long – Half-Life

from the bottom line未だそうしようもない 暗闇で見えない明日宙に迷うpride ホントどうしようもない目を逸らして現実逃避期待通りじゃない遠

CHECKMATE!! – Half-Life

午後5時 南口 少し遅れて到着君の定位置 階段左側の縁石ここからウチまでの僕に与えられた転機アーケードのざわめきもこの瞬間は邪魔させないCHECKMATE!! 

これから – Half-Life

「ありがとう 今まで」言葉じゃ軽いね過ごした日々は長いのに去りゆくときは呆気ない「泣くなら今のままそのままでいればいいじゃん」「変わらないままじゃ駄目だから泣い

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今日僕が朝起きて夜寝るまでにどれくらい君の事を思ったろふと浮かんだ君の顔はどんな時だって微笑んでるんだよいつからだろう解けない魔法がかかったみたいに君で溢れた僕

GAME – Half-Life

沸点まで上昇した体温朝が来れば0度Cうつぶせで覗き見してたよ君が匂わせたサイン空っぽのテイッシュ箱に詰め込んだ 昨夜のエクスタシー君の目に見えていたのはきっと僕

ALL I see – Half-Life

Where I'm goingCall back を待っている'Cause you & me 少し離れ過ぎたみたいだLittle by little 互いに歳重

MY WORLD – Half-Life

空想が造った 不快な心拍数に また心地よく踊らされていてただ描いた空は透明で 塗り潰した単色 色褪せてあぁ 心臓を強く刺激する体温よ形を縁取る様に 淡いぼやけ模

sigh – Half-Life

All there's exhaust makes me so disablestop my breath then I close my eyes, I da

失くした願い – Half-Life

破って捨てた透明色 未来の向こうぼやけたコンクリートを砕いた 太陽の悲鳴排気ガスで育った造花が 酸性の雨を欲しがって雑踏の中 寝付けないまま紅い褐色 滲む血液が

idea – Half-Life

静寂に触れた感触 不安定な間隔を空けた衝動を確かめる様に 正確な鼓動をリピート肌伝う 空を冷やす 温い雨の跡息を止めた 繰り返した いつかの体温を廻る 再生する

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