Guiano

嫌 – Guiano

何もかも上手くいかねぇ
部屋の片隅で膝を抱えて
あの頃をちょっとだけ思い出す
通ってた病院の匂いとか
後悔だけはないように生きよう
それがあの頃の僕とのけじめ
そう言って数年経った今じゃ
誇れるのは後悔の数だけだ

いつもと変わらない夜が来て
いつもと変わらない朝が来た
それだから変われない僕がいた
変わっていくのは背丈だけだ
こんなんじゃ生まれた意味もないな
なんて言ったら叱られちゃうな
そんな妄想で夜が来る
何も変わらない夜が

あの日の僕等はきっとさ
何かに立ち向かっていたんだ
涙と泥水で前が見えなくても
足だけは前へ伸びた
あれから何を得たのだろう
あれから何を失ったのだろう
それすらわからないよもう僕には
涙は辛くてもでない

もう嫌になっちゃうよな

何もかも上手くいかねぇ
溜め息交じりで作った歌で
嫌なこと全部忘れられたら
世界にラブソングはもういらないな
そんなこと考えても
何も誰も救えるわけじゃないし
一体何を曲にしたいのか
分からなくなってしまったよ

いつもと変わらない夜が来て
いつもと変わらない朝が来た
それだから変われない僕がいた
変わっていくのは背丈だけだ
こんなんじゃ生まれた意味もないな
なんて言ったら叱られちゃうな
そんな妄想で夜が来る
何も変わらない夜が

あの日の僕等はきっとさ
何かに立ち向かっていたんだ
涙と泥水で前が見えなくても
足だけは前へ伸びた
あれから何を得たのだろう
あれから何を失ったのだろう
それすらわからないよもう僕には
涙は辛くてもでない

もう嫌になっちゃうよな

なにもかもうまくいかねえ
好きな人には好きな人がいて
特技さえ一番にはなれなくて
そのくせ最下位にもなれなくて
大切な人はすぐ離れてく
気付けばいつも僕はひとりきり

もう僕の手には何も残らない

あの日の僕等はきっとさ
何かに立ち向かっていたんだ
涙と泥水で前が見えなくても
足だけは前へ伸びた
あれから何を得たのだろう
あれから何を失ったのだろう
それすらわからないよもう僕には
涙は辛くてもでない

それから僕等はきっとさ
何かに立ち向かっているんだ
涙と泥水で前が見えなくても
足だけは前へ伸びた
あれから何を得たのだろう
あれから何を失ったのだろう
それすらわからないよもう僕には
それが人生ってやつだ

もう嫌になっちゃうよな

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