こぼれる – GRAPEVINE

消したメッセージ
それを選んだだけ
凶暴な夏がひとつ
ただ過ぎていっただけ

ええまあ
わりと長い間
捉われていたみたい
けど
実は至って短い
きみと過ごした時間
薄れてゆくほどに

訪れた部屋は空しいほど無愛想
探したくもないけれど見つけてしまう影だらけ

ここで僕らは(keep)
何度も (a)
交し合い (place)
外の風を (for)
凌ぎつつ (me)
居場所がないってことも
最初から知っていたのに

いま
きみが満たしたグラスは
全てこぼれてしまう
けど
ありとあらゆる事を
ありありと思い出す
悪びれもせず
流れてゆく