Galileo Galilei
ハマナスの花 – Galileo Galilei
雨が降って虹が出来て 綺麗ね はいオワリ
寂しくなってあなたがいて 独りじゃない はいオワリ
言葉はいつも薄っぺらいよ 僕は勝手に決めつけた
卑屈な顔で自分を笑った 本当は泣きたかったのに
染まりたくないと 止まったままで
吐きだした声に君は静かに頷いた
世界は張り裂けて僕はここにいる
受け入れることは染まるのとは違うから
僕が僕でいられたら
どれだけいいだろうかなんて
嘆くだけの止まった時間を抜け出そう
僕らを赤裸々に表現したような嘘臭いリアルの映画や小説に
無力感と馬鹿らしさと共感を感じるんだ
気づけば僕は一人 傍まで来てよ
君と見つけた場所 一つだけ種を植えよう
歩き出して随分過ぎて
少し疲れたらあの種に水をやろう
僕が僕でいられたら
君が君でいられたら
僕らに似た色をした小さなバラ
ハマナスの花
僕らに絡みつく流行の世界に
強く根を張り朝露に濡れて
伸び上がって一つだけ咲いた
世界は広がって僕らここにいる
幾千の色が少しずつ混ざってく
僕は僕でいられるよ
君は君でいられるよ
あの花の色は決して忘れないから
色あせないよ