Galileo Galilei

いやしらんけど – Galileo Galilei

履き馴れない靴のせい 今にも転んでしまいそう
都会の日々に目がくらむ 新譜も聴く暇なくって
寂しいのに独りよがり そのくせ誰かに会いくて
もう分け分かんないからって そのままズルズルといける

それならいっそ ズルしちゃおっか なんて手札もないのに呟く
それでもずっと なんだかなって
意味も持たない疑問符と一緒に吐きだした
白い息は 届かないとこ 天国の扉を わりと強く叩いてる

ほんとは持て余してる けど充実していたいでしょ?
スケジュールスタンプ押しまくり 子供の頃から変わらない
そう むずかっている それだけ とっくに寝てなきゃだめなのに
指先だけでいける世界 下へ下へと滑らせて

それならいっそ 流されちゃって 誰か私をそこらの畑でつかまえて
そのあとだって 逆に火照って 独り遊びに興じてしまうのが常で
濡れた指は 届かないとこ 扉のドアノブ 愛でるように探ってる

眠い眠い眠い眠いよ また5時間も昼寝しちゃった
怖い怖い怖い怖いよ 眠れぬ夜に覆い被さった
不安不安不安の帳 こんな感じでいいのかな
嫌悪嫌悪嫌悪の日々 こんな私でいいのかな

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四ツ葉さがしの旅人 – Galileo Galilei

雨降り バスに飛び込む僕ら今日で少しだけ自由になれるそっと繋いでない方の手で君の青い傘に触れたバスはのろのろと街を後にした指先からは頼りない体温四ツ葉さがしの旅

ありがとう、ごめんね – Galileo Galilei

胸の中 悲しみ溢れて息はとぎれとぎれ弱音を吐いてみる 自分の弱さに吐き気がする許せない事たくさん わからないこともたくさんある抱えきれない程の疑問を全部放り投げ

桃源郷 – Galileo Galilei

通り雨に濡れて臭くなったシャツ階段の踊り場で子供が遊んでるひび割れた唇ぽっかり開けて継ぎ接ぎだらけの心臓をずるり引き出した その手でかち割ったたくさんの思い出が

管制塔(acoustic) – Galileo Galilei

青い風の吹く高い丘の上 君と二人で見た未来を描いた大きな紙飛行機 風に乗せられてどこまでも飛んでいった遠い目をしてる僕の顔を見て君は声を出して笑ったね強い風が吹

SIREN – Galileo Galilei

昨日の晩から君は月を見てる 朝日が昇っても月は見えるの?声をかけても聞こえていない そんなところが僕は嫌いで好きだったカレンダーを破る音で目覚めた冷たい朝はいつ

どうでもいい – Galileo Galilei

エッセンス入りミュージックファン回る屋根裏の裏の裏の裏の裏捨てずにいる 廃れずにいる 吸われずにいるのはそう 数の暴力 揃いも揃って脳の能力から先導してるのさ捨

フラッピー – Galileo Galilei

フラッピー 僕の小さなフラッピーいったい君はどうして僕の小さな鞄の中から抜け出したんだいフラッピー 僕の小さなフラッピーいったい何を言いふらしているの 君が愛嬌

夜の窓辺と四つ葉のクローバー – Galileo Galilei

ちょっと破れた心 囲えるなら水色の四角お気に入りの風景をつぎはぎ縫いつけてみたい君の白い肌と同じ色に染まりたい名前覚えたよ 映画に出てくるような夜の窓辺 四つ葉

18 – Galileo Galilei

無理やりに毎日を楽しく着飾ってみたり嘘笑い 苦笑い その上からまた嘘を飾る味気の無い造花の束 君にあげても答えはないし張りぼての向こう側が透けて見えちまったみた

稚内 – Galileo Galilei

アメーバみたいな犬の落書き 擦れたタイヤだらけのガレージ3つのコードで作った曲が 僕らのあくびの代わりだった風の強い退屈な街に 滅多に晴れない曇った空抑えこまれ

スワン – Galileo Galilei

アヒルのまま アヒルのまま裸足で君とからんだり 嘆いたりしたいつまでも いつまでも終わりを感じたくないな どこかでまばゆい光 まばゆい光風切りの羽を伸ばして 伸

SGP – Galileo Galilei

真夜中にベルが鳴った けたたましい音が部屋を跳ねる君が話すその計画は よくできたフェイクエアシップに乗ってオークランドの森の向こうへ 飛んでいってしまうことだよ

青い栞 – Galileo Galilei

何ページもついやして 綴られた僕らの気分どうしてか一行の 空白をうめられない押し花の栞はさんで 君と転がす使い捨ての自転車忘れかけの煉瓦を 積み上げてはくずした

明日へ – Galileo Galilei

バイバイ手を振るサンデーモーニング 冬の空迫った昼下がり焦りに背中を押されて飛んでっただいたい頭は冴え渡って 東の国からの逃避行はオートマティックのフライトにな

くそったれども – Galileo Galilei

今日は君が産まれた日僕が踏まれた日あの子が泣いた日それも終わって明日はあの二人の記念日君が射された日僕らが吊った陽それも終わるから19年楽しかったです今まであり

さよならフロンティア – Galileo Galilei

ハッピーフレンズ ブリキの缶をスニーカーでつぶした つぶした錆びた青空は明け方過ぎたら寒くなってパーカー羽織ったリズムを刻んで喚きだしたグランジの音誰の曲だ?っ

くじらの骨 – Galileo Galilei

真っ白い君を手のひらで転がしてきたずいぶん前に私たちはこの場所にきていたんだ灰色の砂が風で巻かれていったけどずいぶん前にそれがどこへいくのか気づいていて砂浜と線

花の狼 – Galileo Galilei

僕は鉄の爪とのこぎりみたいな牙を持ってる頑丈な毛皮はどんな生き物も傷つけられない花を育て種を食べる犬は嫌いだぼくに似ているからぼくの住む岩場に君が迷いこんできた

星を落とす – Galileo Galilei

すばらしき音楽が街のはずれから聴こえたら青い河のほとりで今夜も会えるんだ白い白い君のため息夜空にのぼってく触れたくても触れられないのは消えてしまいそうだからもう

Good Shoes – Galileo Galilei

それは同じ汚れ具合のダサい靴を選んで履きこなす日々でみかげ石を滑るように僕らはふわりと恋をしたんだ二人はだれもしらない水たまりで遊んだ逆さになった空で裸足を染め

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