For Tracy Hyde

アフターダーク – For Tracy Hyde

融けてゆく日の名残りが窓にやけに赤く、
街の灯が夜を待ちわびながらともりだすよ。

切りすぎた髪先がくすぐったくて、
なんだか誰かに見せたくて、
あてもなく部屋を飛び出せば、
甘ったるい憂鬱が肺を満たして、
忘れたいことも思い出して、
金木犀の季節だと知るの。

夜しか逢えない君に逢いにゆく。
夢しか見てない目のやわらかさだけを信じてるの。
君しか知らないわたしを教えて。
愛しかいらない、とか、くだらない嘘を束の間わかちあうの。

群青が濃紺に差しかかる通りを抜け、
澄んでゆく呼吸の数で距離を測ってるよ。

いろんなリズムが折り重なって、
思い思いにすれ違って、
なんとなくグルーヴを編み出せば、
足取りの軽さに拍車がかかって、
鼻歌なんか歌ったりして、
両腕を広げて風を感じるの。

ようよう深くなりゆく night time
街を彩り弾ける high time に幸いを祈る aventure
その共犯者なら I got you
ようよう深くなりゆく night time
街を彩り弾ける high time
小さなシンフォニーが絡まる都会の after dark

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Teen Flick – For Tracy Hyde

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Ghost Town Polaroids – For Tracy Hyde

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