Fonogenico

  • ノーサイド – Fonogenico

    彼は目を閉じて 枯れた芝生の匂い 深く吸った長いリーグ戦 しめくくるキックは ゴールをそれた 肩を落として 土をはらったゆるやかな 冬の日の黄昏に 彼はもう二度と かぐことのない風 深く吸った 何をゴールに決めて何を犠牲にしたの 誰も知らず歓声よりも長く興奮よりも速く 走ろうとしていた あなたを少しでもわかりたいから 人々がみんな立ち去っても私 ここにいるわ 同じゼッケン 誰かがつけてまた次のシー…

  • オーロラパーティー – Fonogenico

    遠慮なんていらないわ 何でもない日のパーティー何となく集まったら 笑って 笑って! Oh 電車の外ひたすら見てる 砂漠でオーロラ探すみたいにいやになっちゃって 寄り道する誰かに会えそうな あの店の方へ 全部 放り投げてしまえないから 最初はだいたいビール となりからはテキーラ飲めないおねえさん シャンディガフ 笑って 笑って!遠慮なんていらないわ 何でもない日のパーティー何となく集まったら 笑って…

  • 6月の絵画 – Fonogenico

    遊び疲れて乗った 始発は人もまばら眠そうに目をこすり 黒い髪の君がもたれる 朝の光 白さを増してく 各駅停車 開くドア四角く切り取られた あじさいの花は6月の絵画 輝いてる 今の気持ちのことを しあわせって言うのかな眠った横顔の長いまつげ しなやかな風 久しぶりに 今日は晴れそう 各駅停車 開くドア四角く切り取られた あじさいの花は6月の絵画 輝いてる ああ 君はつかの間に広がる晴れの空ひとりじゃ…

  • オレンジの砂 – Fonogenico

    今にも壊れそうに思うもの手に持っているの こわくてしかたない ひとりで歩くような速さでまえを行く君を いつも追いかける そうするしか 生きてゆけないのかな何も言わない君と オレンジの砂 この指の隙間 埋めるほどの 安堵のため息 ほしいよ抱きしめて夢の中で君が言った言葉 痛くて眠れない今すぐ 好きと言って 目を閉じても 見える海の色が君と同じことを いつも願ってる ふたりは離れられない 時間はかかる…

  • Free – Fonogenico

    何もないところに 横たわる“サヨナラ”ただ呆然と 見ることしかできないもう知らなくていい あなたの居場所は想像つかない 何を目指す?どこへ向かおう? とり残されたまま過ごした 恋を脱ぎ捨ててはだかのまま泳ぐ心に 夏をあげよう 自分の感覚を 忘れるくらいの恋を見送る勇気 どうすれば見つけられる?もう言わなくていい 私の居場所は想像つかない 何を目指す?どこで歌おう? とり残されたまま過ごした 恋を脱…

  • ねがいごと – Fonogenico

    人混みの夕方 逆らって立っていつも探した高い背中 ぼうしの影 今でも彼はきっとこの街に 伝わらないことは言わなくていい そう言う君に言いたくて言えなくて いくつ言葉をのみ込んだだろう 角の取れた四月の風 吹き始めてもせつないはみ出してる孤独の闇 忘れることはなくても 今度はもっと素直になって イジワルもケンカも許して強く抱き合う誰かに やさしくするよあなたにも 同じしあわせ ありますように となり…

  • 遠い街 – Fonogenico

    つま先濡らして水たまり 晴れの街三角の屋根の駅の横 通りぬける 生い茂る木の あおい におい大学通り沿いの店にゆこうまだ見なれない街の空は 青ともも色グラデーション 曖昧な 境目のない気持ちそのままを受け入れるやさしさ思い出す そっとひざまで浸かっていたあたたかい 心地良さ つま先乾いてはや歩き 帰り道明日の予定を うつむいて考えた もう何度も迎えたはずでも ひとりきりの朝は心細いまだ見慣れない街…

  • One Day Afternoon(party version) – Fonogenico

    何でもない瞬間にハッとして恋に落ちるヒラリ タラッタ 踊るスローモーションだんだん近づくたび上がる心拍数すれちがって ハァ ため息吐いてクラッと… カン違いしたくないけど最近やたら目が合うチラリ 彼女こっちを見て笑ってるってあんまり経験もないし 男前の部類じゃないし僕にもうちょっとお金と勇気があったらなあ 今夜誘って つかまえたいよもっと歌って 伝えたいのはアイラブユー! カン違いしたくないけど最…

  • Shalala – Fonogenico

    Shalala… 君の声が聴こえる 終われない I’m missing you失ってゆく恋のディテール叶わない oh baby,choose me please また会えたね 見上げる横顔 大きな手が同じ温度急な雨に打たれ 君とチカチカする信号を渡った 雨宿りの屋根の下で 雨の理由(ワケ)がふとよぎった「まだふたりでいてもいいよ」神様きっとそう言ってる たとえ誰か傷つけても構わないはず…

  • リズム – Fonogenico

    数えきれない程の光 フロアに集めて閉じ込める朝も昼も夜も無く 胸打つリズム舞って愛はもっと溢れ出す 目がくらむ程の突然の太陽両手にこぼれてキラキラと光る 隠れていた不安でさえ 吸い込まれて消えていく浮かび上がる心を誘うよ 数えきれない程の光 フロアに集めて閉じ込める朝も昼も夜も無く 胸打つリズム舞って愛はもっと溢れ出す きつい味のする風がほおをたたく顔を見せないで遠くで手を振る 隠れていた不安でさ…

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